9月も中盤を過ぎ、そろそろ北海道は朝夕寒いくらいになってきました。寒くなってくると、「いよいよシーズンインが近づいてきたな」なんて思ったりします(^^)
もうかれこれ半年くらいスノーボードを滑っていない方が多いと思いますので、ゲレンデでの出来事が懐かしくなっているのではないでしょうか。
そこで今回は、シーズンインを前に皆さんにスノーボードでのあるあるを思い出してもらい、テンションを上げてもらいたくて、個人的にまとめてみました。
共感するか、しないかはみなさん次第です!この記事を読んでいただき、少しでも「今シーズンもスノーボードに行くぞ~」というモチベーションにつなげていただけたら嬉しいです。
ゲレンデ編
まずはゲレンデでのスノーボードあるある
地元のちびっこスキーヤーがうますぎて圧倒される
地元の少年団的なスキーヤーって異様にうまいですよね。スピードもビュンビュン飛ばしていくので圧倒されます。
(あ~自分ももっと小さい頃からやっていればよかったかな~)なんて心の声が漏れたりします。
広瀬香美がかかると反射的にテンションがあがる
これ世代的なものもあると思いますが、ゲレンデで広瀬香美がかかるとパブロフの犬状態で反射的にテンションが上がっちゃいがち。
次の1本はなんかうまく滑れる気がする…と何度、広瀬さんに背中を押してもらったことか。
ニット帽から髪の毛が出ている女性が全部可愛く見える
いわゆるゲレンデマジックです。パステルカラーのウエア着てニット帽被って髪の毛ちらっと出してる女性が全員めちゃ可愛く見えます。
私も真似して髪の毛出したことありますけど、髪が凍るので1日で断念しました(;_;)
初級者が初心者を教えるという地獄絵図
大学生のグループなどでよく見かける光景。ちょっとターンができる人が全くの初心者を教える図。
ノリでいきなり中級者コースの山頂まで連れて行って無理やり引きずり下ろすという、まるで地獄絵図…。
「ひざ曲げて~! そう!ひざ、ひざ!!」と言いながら2人ともお尻出ちゃう。
これ、教える方も教えられる方もけっこう危険なので、皆さんはちゃんとレッスン受けてくださいね><
パトロールが出動しているのを見た後はなんとなくスピード控え目
それまでは調子よくガンガンスピード出して滑っていたり、トリックの練習かましていたりしていたのに、パトロールが誰かを運んでいるのを見ちゃうと、めちゃくちゃ安全滑走になりがちです。
帰るころに天気が良くなる
山の天気はころころ変わるとはよく言いますが、なんで帰るころに天気が回復し始める率が高いんでしょう。
トイレのペーパーが雪で濡れて不快
しょうがないとは思うんですが、ゲレンデからすぐに行けるトイレってトイレットペーパーが常にウェッティーです。
自分についた雪でペーパーが濡れたら自己責任ですが、それでもお尻ふくと、めっちゃ不快になります。
リフト編
続いてはリフト編!
写真を撮ろうとしてグローブを落とす
スノーボードに初めて来た人、家族や恋人とゲレンデに来てテンションマックスになると、リフトで写真撮りたくなりますよね。
でも、だいたい滞在中1回くらい写真撮影でグローブが紛失します。
リフトの降り場が近づくとドキドキしてくる
スノーボード初心者あるあるです。
リフトに乗るのはまあなんとかいけるとして、降りるのが・・・ね。
「転んだらどうしよう」「リフト止めちゃったらどうしよう」とかいろいろ考えてドキドキしてきちゃう人多いのではないでしょうか。
乗り合わせた人が初心者か上級者か見極めようとしてしまう
4人乗りリフトとかだと、混んでいたら相乗りになることがちらほらありますが、乗り合わせた人のスノーボードレベルをなんとなく観察しちゃいます。
自分よりうまそうだと、無駄に恐縮しちゃいます。
グループで一人くらいICチップが反応しにくい人がいる
リフト乗り場でのチケットチェックが機械式のところが多くなっていますが、グループに1人はICの反応が悪い人がいて、ゲートを通ったところで毎回その人を待つ流れになります。
ちなみにだいたい、そういう人ってチケットとスマホを同じポケットに入れています。
レストラン編
スノーボードの楽しみと言えば、滑ることはもちろんですが、ゲレンデレストランでの食事もありますよね。
ゲレ食でのあるあるもまとめてみました。
関連記事:【ルスツランチ】ルスツでスノーボードと一緒に楽しむお勧めランチ!
ゲレ食で食べるカレーはなぜか異様においしい
ゲレ食の定番と言えば、カレー!なぜかゲレンデで食べるカレーって格別においしいですよね。
もともと小さいのか、煮込んで小さくなったのかわからない豚肉がなんとも言えないおいしさを引き出しています。
普段ラーメンにうるさいのにゲレ食のラーメンには甘い
ラーメン通の人って普段はラーメンの出汁とか麺とかトッピングクオリティとかうるさいのに、ゲレ食のラーメンは文句言わずおいしそうに食べてるイメージです(笑)
僕も大盛り替え玉当たり前のラーメン好きで普段はラーメンにうるさいですが、ゲレンデのラーメンはラーメンというだけでありがたく感じておいしくいただいてます。
ランチ後の睡魔に勝てない
朝も早かったし、午前中スノーボード滑り倒してるし、外寒かったし、お腹ペコペコだった中で、室温ばっちりのゲレンデレストランでご飯食べたら眠くなりますよね。
当たり前と言えば当たり前ですが、ランチ食べた後に襲ってくる睡魔に勝てません。
調子に乗ってビールを飲むと午後使い物にならない
久しぶりのスノーボードにテンションがあがって、天気も良いと、ビール飲みたくなりませんか。
「ビール飲んで午後もエンジン全開だ~」とか言いながら調子に乗ってビール飲むと、眠気もあいまって午後使い物にならなくなることもあるあるです。
雪の中で冷やしておいた缶ビールの場所がわからなくなる
ビール好きなら一度はやったことあると思うんですが、雪の中で冷やした缶ビールってめちゃくちゃおいしいですよね。
でも、ときどき「あれ?どこに埋めたっけ?」ってなります。
特に雪が降っているときは要注意です。
ホテル編
スノーボードに行くときは日帰りも良いですが、ホテルに泊まって数日滞在することも多いですよね。
そんなスノーボード旅行のホテルでのあるあるです。
濡れたグローブやバラクラバを干す場所の争奪戦が起こる
ホテルに戻ったらグローブやバラクラバなど雪で濡れたアイテムを乾かしますが、暖房器具の真ん前の超乾きやすいポジションを陣取る人、出てきますよね~。
グローブやバラクラバがしっかり乾いているのと半乾きなのとでは、次の日の滑り出しのテンションが大違いです。場所取り争奪戦には積極的に参加です。
大富豪のローカルルールでいったんもめる
スノーボード旅行にトランプ持ってきてる人、案外多いです。で、何やるかっていうとだいたい「大富豪やろうぜ」と言い出す人いますよね。
8切り、スぺ3、階段、イレブンバックなどローカルルールで揉めがちです。
夕食に鍋が出るとだいたい青い固形ろうそく
ホテルの夕食で鍋が出るとほぼ100%青い固形ろうそくであっためる方式です。
まだ煮え切っていないのに青いろうそくが無くなりそうな時、このまま1個でなんとか乗り切るか、新しいろうそくを頼むか悩みます。あとちょっとだし新しいろうそく頼んだら迷惑かなとか考えちゃいます。
宿泊最終日にお風呂に入れるか問題
宿泊最終日にお風呂に入れるか入れないかで、満足度も変わるし、帰り道の移動中の快適さが変わります。私は是が非でも風呂に入ってから帰りたい。
でも、泊まっていたのに最終日の風呂だけ別料金取られるのもなんか損した気分になります。
スキル編
皆さんもちょっと納得しちゃうところがあるのではないでしょか。スキル編のあるあるです。
転んだのを雪質のせいにしがち
転んじゃうのはたいてい自分のスキルのせいなんですけど、雪質のせいにしたくなる。
雪質がいいのに転んだときは、アングルのせいにし始める(笑)
カービング派とパーク派はなぜかあんまり仲良くない
基礎系のカービング派とフリースタイルのパーク派は、どっちも魅力的なスタイルなのに、なぜか両者はあんまり仲良くないことも。
同じスノーボードを楽しんでいるんだから、仲良くしましょう☆
Youtubeで見たトリックをやってみるけど、だいたいできない
Youtubeで仕入れたトリックをゲレンデでやってみるけど、動画みたいに簡単にできないことがほとんど。
そんなときはレッスンで直接プロに教えてもらいましょう。
持ち物編
スマホの電源が落ちて肝心のゲレンデ写真が撮れない
ハイシーズンの雪山は気温がかなり低いので、スマホの電池がもりもり減っていきますよね。
カイロの近くに入れていても、写真を撮ろうとしてウエアから取り出した瞬間電池が落ちることも。
結果、肝心のゲレンデでの思い出がほとんど撮れなくて残念な気持ちになります。
なぜかチケットホルダーを忘れる確率が高い
スノーボードに必要な持ち物をあれだけ入念にチェックして忘れ物がないようにしてきているのに、なぜかチケットホルダーを忘れる率、高くないですか。
無くてもなんとかなるけど、あったほうがいいし、それほど高くないし、と思って忘れるたびに買うと、家の押し入れに予備のチケットホルダーがどんどん増えていく…。
トイレでグローブを落とす
絶対落とさないようにしようと毎シーズン気を付けているのに、シーズンに1回はやってしまう。
で、ゲレンデに出て雪でめっちゃ拭く。
ビンディングかバインディングか曖昧
ビンディングかバインディングか、呼び方いつも迷います。
「ビンディング」って言うほうが多いけど、省略するときは「バイン」って言うしな~。
ちなみにどちらの名称も正解です^^
ウエアにリップクリームを入れておくと中身がすごい出てくる
ゲレンデではお肌の乾燥が気になるので、ウエアにリップクリームを入れて持ち歩く人多いと思いますが、取り出した時、異様に中身が出ているのは私だけでしょうか。
行き帰り編
車でゲレンデに行くときのスノーボードあるあるです。
スノーボードを積んだ車を見るとどんな人か気になって並走したくなる
「この人もスノーボーダーじゃん」「一緒のゲレンデ行くのかな」と気になってわざわざ並走してどんな人か見たくなっちゃいます。
そして謎の仲間意識が芽生える。
行きで買ったホットコーヒーが帰りには凍っている
行きの道中で買ったホットコーヒーを全部飲み切れずに残しておくことありますよね。
「残りは帰りに飲もうっと」と思っていたのに、滑り終わって帰ってきたら凍って飲めなくなっていることがよくあります。もしくはキンキンに冷えていて飲みたくない。
駐車場に残された車が少ないと達成感が増す
滑り終わって駐車場に戻った時、自分の車の周りがぜんぶ無くなっていたら、なんとなく達成感(優越感?)が増します。
逆に、駐車場にけっこう車が残っていると「あれ?切り上げるの早すぎたかな」と意味のない不安に襲われる。
普段の生活編
スノーボーダーはシーズン中、ずっとスノーボードのことを考えてしまいがちです。普段の生活のあるあるです。
都会でバートンバッグを持っている人を見るとテンションがあがる
バートンブランドのバッグを持っていると、「この人もスノーボーダーなのではないだろうか」とソワソワしてうれしくなります。
月曜は疲労回復、火曜洗濯、木曜に次のゲレンデ決定、金曜準備。仕事は水曜頑張る
週末ボーダーの1週間のルーティン。
月曜日は前日の疲労がたまっているので何もできません。火曜日は日曜の夜と月曜にできなかった洗濯をまとめてやります。木曜日には次に行くゲレンデを決めます。金曜にウキウキしながら準備をします。
水曜日はフリーなので仕事頑張ります。
髪のメンテナンスが適当になる
ゲレンデに行くとどうせニット帽被ったりヘルメット被ったりするので、ヘアスタイルのメンテナンスが冬の間適当になりがちです。
お花見の時期を毎年逃す
春の風物詩であるお花見を、スノーボーダーの方は何年も見逃しているのではないでしょか。
だって、4月上旬はまだ雪が残っているし、オープンしているスキー場も多いから、スノーボーダーにとっては春というよりまだギリギリ冬。
雪山に向かう道中のドライブ花見で十分満足できます。
自宅編
ホットワックスをかけると床がツルツルになる
シーズンインの前などにホットワックスをかける方が多いと思いますが、自宅でかけると床がつるんつるんになります。
靴下で部屋を歩くと滑ります。
同居人から評判が悪くなるとスノーボードに行きにくくなるので、ホットワックスをかけるときはブルーシートを敷いてやりましょう。
関連記事:初心者でもできる!スノーボードの正しいメンテナンスで板を長く愛用しよう
ウエアを片付けるときに変形したチョコレートが出てくる
「滑っているときに小腹が空いたら食べよう」と念のために忍ばせておいたチョコレートが、存在を忘れられた状態で後日出てきます。
バキバキに割れているか、溶けた後に再形成されて変形しているかのどちらかです。
年齢編
悲しいですが、スノーボードを長年している人なら誰でもぶつかるのが年齢の壁。
年齢を重ねたスノーボーダーあるあるです。
休憩する回数と時間が年々増える
昔は、朝から夕方までノンストップで滑り倒すことができたのに、今は2時間に1回休憩しないと…ってなりますよね。
1回あたりの休憩時間も昔はトイレに行ければそれでOK!だったのに、今はがっつり椅子に座ってコーヒー飲んで、30分くらい休憩するようになっちゃった、という人も多いはずです。
でも、無理して滑るとケガにつながりますので、体力に合わせて適度に休憩を取るのが長くスノーボードを楽しむコツだと思います。
筋肉痛が次の日ではなく数日後にあらわれる
スノーボードをすれば筋肉痛になるのは普通のことですが、年を取ると直後ではなくて数日後に現れてきます。
普段から鍛えている人であれば、単純に筋肉痛になっていないだけの可能性も十分ありますが、滑った次の日に周りが筋肉痛を訴えていると、「鍛えている成果なのか?歳ですぐに出ないだけなのか?」めちゃくちゃ不安になります。
リフトの乗り場までが遠い
絶対にゲレンデの物理的な構造は変わっていないはずなのに、年々センターハウスからリフト乗り場までの距離が遠くなっていく気がします。
リフト乗り場までの道のりで苦労するのがわかっているから、せめて駐車場はセンターハウスにできるだけ近いところに停めようと躍起になります。
持続力が短いのを悟ってか、初日は誰よりも元気
年齢を重ねてもスノーボードを楽しみたい気持ちはまったく減りません。でも、体力持久力がないのは重々わかっているので、初日を全力で楽しむことにフォーカスしはじめます。
結果、初日の午前中は誰よりも元気です。
関連記事:スノーボードは何歳まで楽しめる?シニア世代のスノボの楽しみ方と注意点
スノーボードしない人との会話編
「●●くん、スノーボードやってるんだって?ハーフパイプとか?」
オリンピックの影響ですかね。「スノーボードやってる=みんなハーフパイプできる」みたいな言われ方することあります。
できないって言うのもあれだから「ええ、まあ少しだけ」みたいに濁す。
「スキーやってるらしいじゃん」「そうなんです(スノーボードですが?)」
ご年配の方に多いですが、何回スノーボードって伝えても脳内で「スノーボード=スキーの一種」みたいに変換されます。
3、4回目くらいから訂正するのを諦めて、スキーやってることにします。
「360°回せるようになったよ!」「縦に?すごーーい!!」
グラトリで360°回せるようになってうれしくてスノーボードしない友達に言うと、縦に360°回したと勘違いされてめちゃくちゃ尊敬される。
さすがにそれは「横にです」って訂正します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、いつもと趣向をかえて、気楽に読める内容の記事にしてみました。「あ~わかる~」と気楽に読んでいただいて次のシーズンへのモチベーションアップにつなげてもらえたら幸いです。
レッスンのご要望や、スノーボードアイテムについての質問などはこちらから随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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