スノーボード初心者の方にとって、スノーボード用品を買ったほうがいいのか、レンタルしたほうがいいのか、迷ってしまいがちですよね。
また、北海道はスキー場リフト券も本州より高い場合が多いため、レンタルも高いのでは?と心配されている方も多いでしょう。
今回は、北海道へのスノーボード旅行を控えている方のために、スノーボード用品の基礎知識や、北海道のスノーボード用品レンタル料金相場、レンタルする際の注意点などを現役のA級インストラクターが解説していきます。
さらに、スノーボード用品の購入も考えている方のためにお得に手に入れる方法もご紹介します。
スノーボードをするためには何が必要?
スノーボードをするのがまったくの初めての方のために、スノーボードをするために必要な道具からご説明していきます。
【スノーボードを楽しむために必要な道具】
・スノーボードの板
・ビンディング
・ブーツ
・ウエア上下
・グローブ
・帽子ORヘルメット
・ゴーグル
・厚手の靴下
・ネックウォーマー
時々、帽子やゴーグル、ネックウォーマーなしでスノーボードをしている方を見かけますが、北海道のスキー場(特に12月、1月、2月)においては、全力で止めます!!
確実に凍えます( ;∀;)
また、これらの必要な道具はすべてレンタルできるわけではないので、レンタルできないものはご自身で揃えていくことが必要になります。もちろん、スキー場で購入することもできますが、スキー場価格でかなり高いうえに好みのブランドやデザインがあるかどうかも不確定なので事前に用意しておきましょう!
レンタルできるもの
・スノーボードの板
・ビンディング(板に備え付けられていることがほとんど)
・ブーツ
・ウエア(上下)
・帽子ORヘルメット
これらのアイテムはスキー場のレンタルショップで借りることができます。板やブーツはどのサイズが自分に合っているかわからないときはスタッフに相談すれば適切なものを案内してくれるはずです。
自分でそろえたほうがいいもの
・グローブ
・ゴーグル
・厚手の靴下
・ネックウォーマー
グローブとゴーグルに関しては、スキー場によってはレンタルしていない場合もあるので、事前に行く予定のスキー場に確認しておくことをお勧めします。
また、個人的な意見ですが、グローブはできるだけ自前のものを持っていくほうがいいでしょう。よく、レッスン中に生徒さんが「手が寒い・・・」と凍えているのを見かけます。大抵レンタルで借りてきた薄手のものなので、寒がりな方は特にご自身で暖かい厚手のグローブを買っておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、私自身は極度の寒がりでありとあらゆる厚手のグローブを試した結果、ブラックダイヤモンドのグローブが一番暖かいという結論に至りました!
ある程度上級者になるとミトン型のグローブがおススメなんですが、慣れない初心者のうちは、5本指のグローブのほうがスノーボードの脱着なども楽なのでおススメです。
また、寒さ対策としては、中にインナーグローブをつけるという方法も手っ取り早く効果抜群なのでぜひ実践してみてください。そのくらい、寒い日の北海道は寒いです(笑)
靴下はできるだけ厚手のもののほうが靴擦れを防止できます。靴下のおすすめブランドはDarntough(ダーンタフ)です。履き心地も最高な上、なんと「ソックス生涯保障」がついています。穴が開いたら無償で交換してくれるらしいです。
北海道のスキー場のレンタル料金相場
スノーボード用品をレンタルするにあたって気になるのが料金でしょう。北海道のスキー場はリフト券代だけでなく、レンタル代も本州に比べるとすこしお高めな傾向にあります。
相場としてはスノーボードとブーツのセットが6,000円~8,000円、スノーボード単品でも4,000円~7,000円かかります。スキー場の中には、フルセットでレンタルすると1日1万円以上するところもあるので、けっこう高いですよね。
以下に北海道の主なスキー場のレンタル代金をまとめておきましたのでご覧ください。
(2023年時点のデータ)
1日レンタル代金 |
ボード+ブーツ |
ボードのみ |
ウエアのみ |
ルスツリゾート |
8,100円 |
7,400円 |
6,000円 |
キロロスキー場 |
5,700円 |
3,700円 |
4,200円 |
ニセコヒラフ |
6,000円 |
4,500円 |
5,500円 |
ニセコアンヌプリ |
6,600円~ |
4,400円~ |
5,500円 |
これらは一日分の料金なので、3泊4日で滑るとなると、ちょっと損する気分になってしまいますよね。長期でレンタルする必要がある方は、後ほどご紹介するお得に購入する方法も検討してみてくださいね!
スノーボードをレンタルするときの注意点
スノーボード用品をレンタルする際の注意点としては
・持ち物
・サイズ感
の2点です。
持ち物に関しては、レンタルの際に身分証明書が必要なので、免許書やマイナンバーカード、保険証、学生証などは忘れずに持参しましょう。
次に重要なのがサイズ感です。つい、色やデザインで選んでしまいがちですが、上達するためには自分のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
特にブーツは滑っているときに足が痛くなって滑りに集中できなくなってしまうトラブルにつながりやすいため、慎重に選びましょう。
何度も行くなら&上達してきたら格安購入がおすすめ!
私がレッスンさせていただいている生徒さんもそうだったのですが、スノーボードにハマると1年に何度もスキー場に足を運ぶようになります。
そうなると、毎度毎度レンタルしているともったいない!!
しかもスノーボードを滑る回数が増えてくるとレベルも上がってくるので、レンタルで貸し出されている板だとレベルに合わなくなってきて、上達の妨げになることも出てきます。
そこでおすすめなのが、お得に購入することです!
板を新品で購入するのはかなり値が張る場合もあるので、メルカリとセカンドストリートをフル活用する方法を試してみてはいかがでしょうか?
メルカリやセカンドストリートで売っているものは、中古品ではありますが、かなり状態のいいものも揃っています。板を購入する場合は、あらかじめ長さと用途(パウダー、カービング、トリックなど)を決めておき、ブランドで見ていくのがいいでしょう。
もし、「スノーボードにかなりハマったから向こう5年は使う!」というガッツのある方であれば新品で購入したほうがご自身の希望の長さ、用途、ブランド、デザインがすぐに手に入ると思います!
ただ、中古品であっても新品であっても、慣れるまで自分で板やバインディングを選ぶのは難しいと思いますので、その際は私たちにご相談いただいてもOKです!
まとめ
今回はスノーボード用品のレンタルについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
初めてスノーボードをする方や、1年に1,2回しか行かないという方はレンタルのほうが圧倒的にお得ですので、サイズを確認してしっかりと選んでいきましょう。もし、何度もスキー場に足を運ぶ方やスノーボードにハマってきた!という方は、購入を考えてみるのもおすすめです。
実際、何人もの生徒さんをレッスンさせていただいて感じるのが、ご自身の板を入手してからの成長スピードが速いということです。自分に合っているものということもありますが、やはりモチベーションにつながるのでしょう。
「板を買いたいけどどれがいいのかわからない」
「これとこれで迷っている」
「ほかのアイテムのおすすめも知りたい」
という方はぜひ私たちにお気軽にご相談くださいね。
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