冬の寒いシーズンに楽しめるアクティビティと言えばスキーですよね。
寒い冬の日の外で楽しむアクティビティだからこそ、スキーを安全かつ快適に楽しむうえで欠かせないアイテムのひとつが「スキーグローブ」です。雪や風から手を守るのはもちろん、転倒時の怪我防止や快適な操作性にも直結します。とはいえ「どんなグローブを選べばいいの?」「普通の手袋と何が違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、スキースノーボードスクールを運営するスノースポーツ大好き夫婦の私たちがスキーグローブの選び方のポイントやレベル別のおすすめグローブモデル を徹底的にご紹介していきます。
関連記事:スキー初心者必見!初心者におすすめのスキーブーツ選びと人気モデル徹底紹介
関連記事:スキー初心者必見!失敗しない板選びのポイントとお勧めモデル
スキーグローブの失敗しない選び方
まずはどんなスキーグローブを選べばいいのか、どんな点に注目して選ぶべきなのかについて見ていきましょう。
防水・透湿性能をチェックする|濡らさない×蒸らさないグローブが正義
- 防水膜:GORE-TEX / ePTFE系、独自メンブレン(DryVent/BD.dry/HIPORAなど)。縫い目にシームテープが入っているかもチェックしましょう。
- 表面撥水(DWR):新品でも徐々に落ちるので、シーズン中は撥水リペル(スプレー/洗剤)で定期的に復活させることが大切です。
- 透湿性:汗でインナーが濡れてしまうと一気に冷えてしまいます。バックカントリーや春スキーはとくに透湿性を重視しましょう。
- 気候で使い分け:滑るスキー場の気候や天候によって最適なグローブが変わってきます。気候によって使い分けができるとベストですね。
- 例)北海道真冬(−5〜−15℃):防水膜+中〜高保温。
- 例)本州の晴天(0〜5℃):防水膜+中保温 or 軽量ソフトシェル+薄手ライナー。
保温材をチェック|保温材は量より“使い方”と配置が重要
- 中綿の種類:化繊(PrimaLoft/Thinsulate等)は濡れに強い万能タイプです。ダウンは軽く暖かいが湿気に弱め。
- 配置:手の甲側は厚め、掌側は薄めだと握りやすさと暖かさの両立が可能になります。
- 取り外しライナー:乾かしやすく、気温対応力が高い(インナーを差し替えることで長い滞在にも安心して使えます)。
グローブ形状をチェック|ミトン/5本指/トリガーミット
- ミトン:最も暖かい形状。初心者や極寒日向き。細かい操作はやややりにくくなります。
- 5本指:最も器用に動かせる形状。中〜上級の整地・レース・BCで定番のタイプ。
- トリガーミット(人差し指だけ独立):暖かさと操作性の中間的な形状。リフト券タッチやスマホ操作も比較的ラクにできます。
フィット&操作性をチェック|できれば試着して確認しよう
- サイズ:手囲い(親指以外の4指の付け根周り)を測ってジャストサイズ〜やや余裕のサイズを選ぶようにしましょう。キツい=血行不良=冷えるにつながるので、あまりぴったりすぎるサイズのものはおすすめできません。
- プレカーブ指&立体裁断:ストックやジッパー操作がラクになります。
- 試着テスト:装着したまま「ビンディングのバックルを外す/ファスナーをつまむ/スマホを取り出す」がスムーズかどうかをチェックしておくと、実際に雪山で使った時にストレスがないです。
耐久性&素材をチェック|壊れないグローブを選ぼう
- 掌・人差し指付け根部分の補強:ストックによって摩耗するポイントがしっかりと補強されているグローブかどうかを確認しておきましょう。
- レザー(ゴート/カウ):レザー素材は手に馴染みやすいですし耐久性も高いです。専用ワックスを使って保革&撥水すると長持ちするのでぜひしっかりとメンテナンスを行いましょう。
- 合成皮革・ラバー補強:コスパ良好なのが嬉しいポイントです。濡れにも強い。
カフ形状をチェック|アンダー/ガントレット
カフとはグローブの紛失を防ぐアイテムのことです
- アンダーカフ:ジャケット袖の中に入れるタイプ。引っかかりが少なく、ゲレンデ滑走やレース向きです。
- ガントレット:長いカフで雪が入りにくい。パウダーを滑る際・子ども・初心者におすすめです。
あると便利な機能
- リーシュ(落下防止):リフトでグローブを外してそのまま落下させてしまうというトラブルは起こりやすいですが、それを防げるのでスキー初心者やお子様も安心です。
- ヒートパックポケット/ベンチレーション:寒い日は使い捨てカイロ、暖かい日は開放で蒸れ逃がしができてとっても便利です。
- タッチ対応:タッチ対応だとグローブをしたままスマホを触れるので便利です。
- 鼻拭きパネル:なくてもいいですが、あると地味に便利です。
- リストサポート:パークに入るスキーヤーや初心者の方の転倒対策に便利です。
知っておくと便利!レイヤリング術
- 極寒の日:薄手メリノウール or 吸汗速乾ライナー+シェル手袋が快適。
- 積雪の多い日:防水ガントレット+替えライナー持参。
- 春スキー:薄手5本指+ウィンドストッパー系で汗抜け重視。
グローブのお手入れ&寿命を伸ばすコツ
- 日ごとに完全乾燥:インナー分離ならなお良しです。使ったらその日のうちにしっかりと乾燥させましょう。ただし、直火やヒーター直当てはNGです。
- 表地撥水の復活、レザーはバームで保革。
- オフシーズンは陰干し→通気袋で保管するのがベストです。濡れたまま車内や倉庫などジメジメしがちな場所での放置は最悪のカビコースです。
レベル別おすすめグローブの選び方コツ
初心者
スキー初心者が選ぶべきグローブ=まずは「濡らさない・冷やさない・無くさない」
おすすめのグローブ仕様
- ミトン or トリガーミットで保温優先。
- ガントレット+リーシュで雪対策&落下対策。
- 取り外しライナーがあると連泊スキーでも安心。
- 掌補強があるベーシック素材がおすすめ。
おすすめモデルグローブ例
- Burton Profile(ミトン/5本指):価格控えめで一式バランス良し。最初の一双に。
- DESCENTE GORE-TEX:国産らしいフィットと防水膜。濡れストレスを無くしたい人に。
- Roxy Jetty Mitt(女性):暖かさ×可愛いデザイン。サイズ感も女性向け。
- Burton Youth Vent(子ども):カイロポケット搭載。寒がりキッズ&道具をよく落とす年齢に◎。
失敗回避
- キツめのサイズは冷える元です。薄手ライナーを入れても圧迫しないサイズ感の余裕を持つことが大切です。
- 1泊2日以上は替えインナーor 速乾ライナーが必携です。
中級者
スキー中級者は操作性と耐久性を両立させたグローブを選びましょう。シーン対応力のアップがポイントです。
おすすめの仕様
- 5本指で操作性アップ。プレカーブ&立体裁断を重視。
- 中厚保温+透湿で汗冷えを抑制。
- 掌の耐摩耗補強(レザーor合皮)で長く使う。
- タッチ対応やベンチレーションがあると一日中ラク。
おすすめモデルグローブ例
- THE NORTH FACE Montana Etip:タッチ対応。リフト券やスマホ操作が多い人におすすめ。
- LEKI Griffin S:掌補強+Trigger Sでストック連携。カービングやポールワークが多い人におすすめ。
- トリガーミット系:保温と操作の中間解。寒冷地でも器用さを確保したい人向け。
使い方のコツ
- 春はインナーを薄手に、寒波はメリノライナー追加で調温しましょう。
- 撥水メンテを習慣化すると寿命が伸びます。
上級者
スキー上級者は用途特化型のグローブで【手の快適性=滑りの質】を上げるのがおすすめです
整地高速/レース寄り
- 5本指+アンダーカフ、高い操作性。
- レザー掌+甲側厚めの中綿で握力と保温の両立。
- 例)Hestra Army Leather Heli(ゴートレザー+着脱ライナー):寒暖差に強い万能なグローブ。寒波日はメリノライナー+ワックスでレザー保護。
パウダー/バックカントリー
- 強い防水膜+高ガントレット+カラビナループ。
- 着脱ライナーで行動/休憩の温度差に追従させる。
- 例)Black Diamond Guide(高保温+防水膜):極寒・長時間行動に対応できるグローブ。ハイクするときは薄手ライナーで登りドロップ前にシェルへ変えるとベスト。
パーク/フリースタイル
- 薄め中綿+高い可動性、手首のサポートも検討。
- 掌補強(グラブ摩耗対策)。
- 例)合皮+ネオプレン系の柔らかい5本指タイプ。トリックの細かな操作を重視できます。
春スキー/ザラメ雪
- ソフトシェル or 薄手レザーがおすすめ。
- ベンチレーションや指先のタッチ対応がとても便利。
- 例)軽量5本指+速乾ライナーで汗冷えゼロで快適に滑れます。
レベル別おすすめスキーグローブ厳選モデル
初心者におすすめのスキーグローブ
Burton Profile Glove
- コスパに優れ、初心者でも安心して使えるベーシックモデル。
- 防水性・保温性のバランスが良く、長時間の滑走にも対応。
DESCENTE GORE-TEX Glove
- 日本ブランドらしいフィット感。
- ゴアテックス採用で雪が多い日も快適。
中級者におすすめのスキーグローブ
THE NORTH FACE Montana Etip Glove
- スマホ対応タッチ機能付き。
- 保温性と透湿性を兼ね備えた万能モデル。
Leki Griffin S
- 掌補強付きで耐久性抜群。
- レキのストックと連携できるシステム搭載で、快適に滑走可能。
上級者におすすめのスキーグローブ
Hestra Army Leather Heli Ski
- プロも愛用する高級モデル。
- 羊革を使った耐久性と操作性が魅力。インナー取り外し可能でシーズンを通して使える。
Black Diamond Guide Glove
- 極寒地仕様の高機能モデル。
- 高い保温性と防水性でバックカントリーにも対応。
子供・女性におすすめのスキーグローブ
Burton Youth Vent Glove
- 内側にカイロポケット付きで寒がりの子供に最適。
- サイズ展開が豊富で、女の子向けのかわいいデザインも揃う。
Roxy Jetty Mitt
- レディース専用設計で、フィット感抜群。
- カラフルでファッション性も高い。
まとめ
スキーグローブは、寒い屋外でのアクティビティを楽しむうえで欠かせないアイテムの一つです。グローブが快適であれば、スキーも快適に楽しく練習することができます。
そして、スキーグローブは保温性・防水性・操作性のバランスが重要です。スキー初心者は「暖かさと扱いやすさ」、スキー中級者以上は「耐久性と機能性」、そして女性や子供は「フィット感とデザイン性」に注目すると失敗しません。
これからスキーグローブを選ぶ方は、ぜひ今回ご紹介したおすすめモデルを参考に、自分にぴったりのグローブを見つけてみてくださいね。
私たちSamuraiSnowConciergeは北海道のルスツでスキースノーボードレッスンを実施しているスクールです。私たちのスクールは、安全性と手厚く丁寧で一人一人に合わせた価値の高いレッスンをお客様に提供することをモットーにしているのでプライベートレッスンを専門としています。
もし、スキーグローブやスキー板、スキーレッスンに関してわからないことや疑問があれば、ぜひお気軽に私たち現役のインストラクターにご相談くださいね。
コメント