家族で楽しむスノーボード|子供のスノボデビューはメリットがいっぱい

冬に家族でどこかにお出かけしようとなったら、開放的で体も動かすことができるスキー場へ行って家族みんなでスノーボードを楽しむのがおすすめです。

 

スノーボードを通して家族の絆は深まりますし、みんな一緒に楽しい思い出もたくさん作ることができますよ。また、子供のころからスノーボードを体験させることは、お子さんの成長にとってもメリットがたくさんあります。

 

今回は、現役のA級インストラクターである私たちが、家族でスノーボードを楽しむことができるおすすめのスキー場や、お子さんにスノーボードを体験させるメリット、子供のスノーボードに関してよくある質問について詳しくまとめていきます。

 

この記事を参考にしていただき、ぜひご家族でウィンタースポーツを楽しんでくださいね。

 

 

自己紹介
ブログ運営者
Aya-chan & Arata

☆Aya-chan☆
A級トップ合格インストラクター。東京大学 理科二類卒。ウェブデザイナー。趣味美容ケア、特技ビール早飲み。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆Arata☆
元公認スクール指名No.1インストラクター。情熱スノーボーダー。趣味ダイエット、特技リバウンド。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スノーボード歴20年以上、年間滑走は120日ほど。JSBA公認A級インストラクター。
北海道のルスツを中心に夫婦でプライベートレッスン専門のスノーボードスクールを運営しています☆

ブログではスノーボードに関する「本当に役に立つ」情報を発信していきたいと思っています。スノーボードを物理学など理系の観点も含めて楽しく解説していきます!

Aya-chan & Arataをフォローする

ファミリーでスノーボードを楽しめるおすすめスキー場

 

家族でスノーボードに行くなら、ファミリー向けのサービスが充実していて、子供も大人も目一杯楽しむことができるスキー場に行くのがおすすめです。

 

安全に配慮した初心者用のゲレンデや、子供もレッスンを受けられるスクールがあるのはもちろん、ゲレンデの近くにホテルがあることや、温泉施設も充実しているほうがありがたいですよね。

 

ゲレンデやホテルのご飯もおいしければ、さらに家族での旅行が楽しくなることまちがいなしです!

 

 

ルスツリゾート

 

ルスツリゾートは北海道最大級のリゾートで、新千歳空港から約120分で行くことができます。

 

ウエストマウンテン、イーストマウンテン、イゾラマウンテンの3つの山から成り立っており、全部で37コースもあるので、お子さんの上達に合わせて楽しみ方は様々です。もちろん、北海道ならではのパウダースノーも楽しめますよ。

 

また、ゲレンデでスノーボードを楽しんだ後は、ホテル内の2階建てメリーゴーランド(乗車無料)や波のプール(宿泊者無料)、ゲームコーナーなどで家族みんなで遊ぶことができるのも魅力です。

 

 

キロロスノーワールド

札幌中心部からだけでなく、観光スポットの小樽からもアクセスしやすいキロロスノーワールドもおすすめのスキー場です。

 

キロロリゾートには2軒の直営ホテルがあるのでスノーボードを楽しんだ後すぐにホテルの部屋に戻ってリラックスすることができます。また、温泉やプールもあるので、体を動かした後はゆったりと冬のリゾートを満喫することもできます。

 

通常は5月のゴールデンウィークまで営業しているので、「まだまだ滑り足りない!」と思った時期でも家族旅行を楽しめるのもうれしいポイントですね。

 

 

ニセコアンヌプリ国際スキー場

 

ニセコは国際的にも知名度の高い大人気の観光地で、ニセコのパウダースノーも世界的に評判が高いです。ニセコエリアの中でも特にアンヌプリ国際スキー場は傾斜が穏やかで幅の広いコースがたくさんあり、初心者やお子様にもチャレンジしやすいコースになっています。

 

未就学児はリフト料金が無料となっているのもうれしいポイントです。シーズン期間中はイベントなどもたくさん開催されるので、家族の思いで作りにはもってこいのスキー場と言えるでしょう。

 

 

安比高原スキー場

 

安比高原スキー場は岩手県の八幡平市にあり、東北屈指のビッグゲレンデとして有名です。例年12月上旬から5月上旬まで長期間にわたって営業しているので、ゴールデンウィークでもスノーボードを楽しむことができます。

 

全21コースあり、平均滑走距離は約2,100mもあるので、上達に合わせてロングランを楽しむこともできます。

 

キッズパークには雪玉を作るプラスチックシャベルやバケツ、滑り台などの遊具も充実しているので、スノーボードを頑張ったご褒美に一緒に遊ぶのも楽しいですよ。

 

 

苗場スキー場

新潟県南魚沼にある苗場スキー場は、アルペンスキーのワールドカップや、夏のフジロックフェスティバルの会場としても知られているスキー場で、広大なゲレンデと多彩なコースが魅力です。

 

苗場スキー場はキッズ向けのサービスも充実しているので、ファミリー客が多いのも特徴です。初心者向けのコースやファミリー向けのコースもあるので、家族みんなで安心してスノーボードを楽しむことができます。

 

スノーボードを楽しんだ後は、直営の苗場プリンスホテルで美味しいご飯と温泉でゆったりリゾート気分を味わうのもいい思い出になりそうですね。

 

 

子供と一緒にスノーボードをするのはメリットがいっぱい!

 

家族みんなでスノーボードをするのは、純粋に楽しいですし、素敵な思いで作りにもなります。もちろん、それだけでも十分魅力的ですが、お子さんにスノーボードを体験させることは他にもいろいろなメリットがあります。

 

この章では、スノーボードが子供にどのようないい影響を与えてくれるのかまとめていきます。これを読んだら、すぐにでもお子さんを連れてスキー場に行きたくなるかもしれませんよ。

 

 

達成感と悔しさを学ばせることができる

 

スノーボードが子供に与える影響として、達成感を味わう経験をさせてあげられることです。

 

他のスポーツでも達成感を味わうことはできますが、スノーボードは雪山という非日常で行われるスポーツなので、子供も新鮮な気持ちで前向きに取り組むことができます。

 

また、他のスポーツの場合、どうしても「習い事」や「部活」など義務感を覚えてしまいやすい面がありますが、冬の家族旅行でアクティビティとして体験することによって、入り口が「遊び」という感覚から入ることができるので、抵抗感なく楽しむことができるのもポイントでしょう。

 

さらに、スノーボードは奥が深く、1つのことをマスターできたら、次のステップがどんどんと見えてきます。ステップを踏むごとにマスターするのが簡単ではなくなってきますので、楽しさもありつつ、はじめはなかなか思うようにできない悔しさを経験させることもできます。

 

このように、達成感と悔しさを同時に経験することによって「諦めなければ、できるんだ!」という自信につながっていきます。諦めない力はスポーツだけでなく、勉強も含め今後の人生に大きなメリットを与えてくれるでしょう。

 

Aya-chan
Aya-chan

私も子供のころにスノーボードを経験し、悔しい思いもたくさんしましたが、その悔しさのおかげで諦めない力がついて、勉強など他の分野でも努力するのが楽しくなりました!

 

 

自然体験で五感が刺激される

 

スノーボードは自然の雪の上で行うスポーツなので、自然体験という観点からも子供に与える影響は大きいです。

 

自然の中で遊ぶことは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感をはじめ、筋肉の疲労感や、距離感、スピード感などを、身体全体で感じる経験となります。自分の感覚を最大限に使って周りからの刺激を受け取る体験をすることで、子供たちは「リアリティ」を得ることができていきます。

 

小さい頃に外で遊ぶことや、自然の中での経験が不足すると、「リアリティ」を培うことができなくなります。屋内でゲームばかりする子供の発達の歪みが問題として取り上げられることもありますが、ゲームそのものが問題であると同時に、五感を刺激する経験が不足することが問題という専門家もいるのです。

 

五感を刺激する体験は、近所の遊具のある公園でも可能ではありますが、雪山という大自然の中で経験できるものは比較にならないほど大きな影響力があります。

 

 

親子の結びつきが豊かになる

 

お子さんを含め、家族みんなでスノーボードという共通の経験することで、親子関係にもとても良い影響が期待できます。

 

スノーボードを滑り終えたときに感じるような達成感や爽快感、心地よい疲労感などは、普段の生活の中で家族全員一緒に経験することはほぼ不可能に近いでしょう。スノーボードをみんなで滑ることで、このような経験を親子ですることができます。

 

子供にとって、親御さんとスノーボードを滑ったという経験は大きな財産になりますし、記憶に鮮明に残るでしょう。親御さんにとっても、スノーボードを通してお子さんの成長を間近で見ることができるのはうれしい瞬間のはずです。

 

家に帰ってからも、スノーボードという共通の趣味を家族みんなが持っていることで、会話も増えて家族関係がさらに良好になるでしょう。

 

Arata
Arata

思春期の難しい時期のお子さんも、ゲレンデでのお父さんのかっこいい姿を見たら、「パパ、かっこいい!」と見直してくれるかもしれませんよ!

 

 

自信がついて他の分野も頑張る子になる

 

達成感と悔しさを味わうことで、自信がついていくとお伝えしましたが、その自信はスノーボード以外にもいい影響を与えてくれます。

 

よく、レッスンを受けてくださった生徒さんの親御さんから

「スノーボードを頑張るようになってから、勉強もよく頑張るようになったんです」

という話を伺います。

 

これは、スノーボードを通して、「目標を設定し」「それに向けて努力し」「うまくいかなければ試行錯誤を繰り返し」「うまくいくまで努力し続ける」という力を身に着けているからでしょう。スノーボード以外の勉強という分野でも、課題に取り組む姿勢が自然と身についていっているのです。

 

スノーボードを頑張ることで「諦めなければ、自分はできる!」という自信がついているので、たとえ勉強がうまくいかなくても「がんばったら勉強もできるんだ!」と考えることができるようになっていくはずです。

 

子供のスノーボードに関するよくある質問

 

子供と一緒に家族みんなでスノーボードをすることは多くのメリットがあります。ここまで読んでいただいて、「子供を連れてスノーボードに行こうかな!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ここでは、お子さんにスノーボードを経験させてあげる上で、多くの方が気になっているであろうよくある質問をまとめていきます。

 

何歳からスノーボードをやるのがいい?

 

よく聞かれる質問が、スノーボードは何歳から始めたらいいのか?ということです。

 

結論としては、ある程度の脚力がついてくる4歳~5歳くらいからがスタートするのがいいでしょう。

 

3歳くらいまではまだ脚力がついていないことが多いので、その頃はゲレンデのキッズパークなどでそり遊びをしたり、雪だるまを作ったり、雪に慣れ親しんでおくことがおすすめです。雪に慣れ親しんでおくことで「雪は楽しい!」と思ってもらえるので、いざスノーボードを経験させるときもスムーズにいきます。

 

子供にとって、雪の上をスノーブーツで歩くことだけでも体力が必要になります。そのため、最初からいきなりスノーボードを経験させるより、雪の上をスノーブーツで歩かせるところからはじめるといいですね。

 

Aya-chan
Aya-chan

私も2歳からゲレンデデビューし、父親とそり遊びをして楽しんでいたようです。スノーボードは5歳からはじめましたが、そり遊びのおかげで最初から「滑ることは楽しいこと」と認識できていました。

 

 

関連記事:スノーボードは何歳まで楽しめる?シニア世代のスノボの楽しみ方と注意点

 

 

子供のスノーボードはどう選べばいい?

 

子供にスノーボードをさせたいけど、道具はどう選んだらいいのか迷ってしまうことも多いと思います。

 

お子様用のスノーボードの板の選び方としては、長さやわらかさを重視して選びましょう。

 

長さはお子さんの身長-15cm~-20cmが目安です。短すぎると安定性が悪くなるので上達しにくくなりますし、逆に長すぎても板が重くなってコントロールが難しくなってしまいます。

 

Arata
Arata

成長期のお子さんは身長がすぐに伸びてしまうので、かなり長めの板を選ぶ方が多いですが、上達のためにもできるだけ身長に合った板を選んであげてください。

 

 

板のやわらかさに関しては、始めはできるだけやわらかい板を選ぶようにしましょう。やわらかい板のほうが扱いやすくコントロールも簡単なのでより早く上達させてあげることができます。

 

ただ、やわらかい板はハイスピードでの滑走やデコボコしたバーンでは安定性に欠けてしまうため、お子さんのスキル上達に合わせて適切な硬さの板を選ぶといいですね。

 

Aya-chan
Aya-chan

「成長期だから毎年板のサイズが変わるけど、毎年買い替えるのはちょっとめんどうだな」という方は、レンタルをうまく活用する方法もおすすめです。レンタルボードはやわらかく扱いやすい板がほとんどなので、お子さんが初心者のうちはレンタルの板でも問題ないでしょう。

 

 

子供にスノーボードって危険じゃないの?

 

お子さんがいらっしゃる生徒さんから「自分の子供にもスノーボードをさせてあげたいけど、子供には危険だと思うから迷っている」という意見をいただくこともあります。

 

大切なお子さんに経験させることなので、危険かどうかは気になるところですよね。

 

ですが、私たちの意見としては、スノーボードは子供のほうが比較的安全に楽しむことができると考えています。なぜなら、子供のほうが雪面との距離が近いため、転んだときの衝撃が大人に比べて少ないからです。さらに、子供のほうが体がやわらかいため、ケガもしにくくなります。

 

身長180センチの75キロの大人が転んだときと、身長100センチの20キロの子供が転んだときでは、体にかかる衝撃は後者の方が小さいです。

 

ただ、もちろん転んだときのリスクはゼロではないので、お子さんにスノーボードをさせるときは、必ずヘルメットやプロテクターなどを装着させてあげましょう。また、正しい練習方法で滑ったほうが上達も早くなりますし、ケガのリスクも最小限に抑えることができますので、プロによるレッスンを受けさせてあげるのがおすすめです。

 

参考記事:スノーボード初心者はレッスン受講がお勧め!レッスンのメリットとは

 

 

子供にどうやってスノーボードを教えたらいいのかわかりません

 

子供と一緒にスノーボードがしたいけど、どうやって教えたらいいかわからない方も多いでしょう。自分自身はスノーボードを滑ることができても、人に教えるとなるとまた話が変わってきますよね。

 

人にスノーボードを教える場合、相手が転ばないように支えてあげなければならないシーンが多いため、板を片足だけつけたワンフットの状態で自分自身は滑り降りなければなりません。滑りのスキルに加えて、教えるスキルやワンフットのかなり高いスキルが必要になるので、プロに任せてしまったほうが楽でしょう。

 

中でも他の生徒さんがいないプライベートレッスンがおすすめです。お子さんの場合、集中力を保たせるのが難しくなりますので、マンツーマンで教えてもらえるレッスンのほうが集中力を持続させやすくなります。

 

また、他の生徒さんがいると、レッスンのレベルが他の人のレベルに合わせて行われることも多いため、上達スピードが遅くなってしまうこともしばしばです。お子さんの上達スピードをあげてスノーボードを楽しく滑れるようにしてあげるためにも、プライベートレッスンがおすすめですよ。

 

 

まとめ

 

家族で雪山に出かけるだけでも楽しい旅行になりますが、家族みんなでスノーボードを滑ることができれば、忘れられない大切な思い出になるでしょう。

 

スノーボードを通して得られる経験は、お子様の今後においてもいい影響を与えてくれるはずです。

 

家族でスノーボードに行かれる際は、ぜひレッスン受講も検討に入れてみてくださいね。

 

コメント