可愛くかっこよくスノーボードを滑るために欠かせないアイテムであるスノーボードウエア!せっかくならおしゃれで人目を惹くデザインを選びたいところですが、見た目だけで選んでしまうと、滑っているときに動きにくかったり、防寒性に不安があったりと失敗してしまうこともしばしばです…。
おしゃれな見た目はもちろん、快適で動きやすいスノーボードウエアを選べば、今よりもっとスノーボードを楽しく滑ることができるでしょう。スノーボードウエアが快適でおしゃれだと、動きやすくてスキルアップにもつながりますし、滑るモチベーションもあがるので一石二鳥です★
そこで今回は、現役女性インストラクターの視点から「かっこよく・かわいく・滑りやすい」最強のレディーススノーボードウエアの選び方と、おすすめブランドを紹介していきましょう。
来シーズンのウエア選びの際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ウエア選びの基本:女性ならではの4つのチェックポイント
- 女性におすすめ!おしゃれで信頼できるブランドと特徴
- Burton(バートン)|王道&高機能派に
- Volcom(ボルコム)|ストリート系デザインと機能性
- Roxy(ロキシー)|フェミニン&機能派の鉄板
- The North Face(ノースフェイス)|信頼のアウトドア性能
- Arc’teryx(アークテリクス)|ハイエンド志向におすすめ
- Picture Organic(ピクチャー・オーガニック)|エコ×ポップな新定番
- 686(シックスエイトシックス)|高機能×コスパ重視
- Dope Snow(ドープスノー)|北欧発!モダンスタイル代表格
- Montec(モンテック)|シンプル&高性能な注目株
- Outdoor Research(アウトドアリサーチ)|軽量×機能性で評価高し
- Patagonia(パタゴニア)|環境意識と性能を両立
- おまけ★ワンランク上の着こなしテクニック
- まとめ
ウエア選びの基本:女性ならではの4つのチェックポイント
お勧めのスノーボードウエアをご紹介していく前に、まずはウエア選びの際のチェック項目をお伝えしていきます。
これらのポイントをしっかり押さえて行けば、おしゃれさをキープしながらとっても快適にスノーボードを楽しく滑ることができますよ。
① シルエットは「メリハリ」が鍵
女性用のスノーボードウエアはウエストのラインがきれいに出るジャケットが多く、だぼだぼ過ぎないフィット感が上手かつおしゃれに見せるポイントです。パンツは少しルーズなものを選ぶとバランスが良く、動きやすさもアップしますよ。
② 保温性&透湿性のバランス
「冷え」は女性の大敵です。滑っているときに冷えすぎてしまうと体調も悪くなってしまいますし、何より心から滑るのを楽しめなくなってしまいます><
インストラクターとしてレッスンで生徒さんを教えているときも、生徒さんが寒がっていると集中力が切れやすく、怪我のリスクも高くなると感じるので、保温性はウエア選びの際の重要なポイントと言えますね。
最低限のスペックは以下の通りです。
- 耐水圧:10,000mm以上
- 透湿性:5,000〜10,000g/m²/24h
- 中綿入りか、インナーで調整しやすい3in1構造が理想
③防水性もチェック
スノーボードを滑るときは雪の中だから防水性はいらないのでは?と思うかもしれませんが、雪がついたままレストハウスに入ることもありますし、気温が高めの日で雪がウエアについてすぐに溶けてしまうこともありますので、防水性はとても大切です。
雪に濡れても快適に過ごせるように、GORE-TEXやDryVentなどの高機能素材を使ったウエアを選ぶのもお勧めです。
④ 着脱・ポケット位置も見て!
意外に重要になってくるのがポケットの位置や着脱のしやすさです。見た目のおしゃれさももちろん大事ですが、ゲレンデでより快適に過ごすためにはポケットの位置が自分好みの位置なのかどうか、ポケットの数は十分に足りているのか、休憩のときに脱ぎ着はしやすいかどうか、などもしっかりと事前に確認しておくことをお勧めします。
チェック項目としては以下を確認すると良いでしょう。
- パスケースの位置(左袖にあると便利)
- ポケットの大きさと数
- ベンチレーションの位置(春先は特に重要)
女性におすすめ!おしゃれで信頼できるブランドと特徴
それでは早速、女性スノーボーダーにお勧めのブランドとそれぞれの特徴、そして、おすすめモデルについてもご紹介していきましょう。気になるものがあれば、ぜひショップでチェックしてみてくださいね。
Burton(バートン)|王道&高機能派に
ブランド特徴
アメリカ発のスノーボード界のリーディングブランド!初心者からプロライダーまで支持されています。もちろん、インストラクター界隈でも安定して人気のブランドです。
おすすめモデル
[ak] Embark Gore‑Tex 2L Jacket
軽量・防水・透湿性抜群のGORE-TEX採用。長時間の滑走や降雪でも快適。
Kimmy 3L Bib Pants
プロライダーKimmy Fasaniと共同開発。立体裁断で動きやすく、防雪・防風も完璧。
Volcom(ボルコム)|ストリート系デザインと機能性
ブランド特徴
サーフ・スケートカルチャーにルーツを持つ西海岸ブランドです。ユニークで自由なデザインが魅力的!他と被らないスタイルが好きな方に特におすすめです。
おすすめモデル
Melancon GORE-TEX Jacket
レディース専用GORE-TEXジャケット。ストリートテイストで機能性と個性を両立。
Fawn Insulated Jacket
ファー付きフードと温かさが特徴。クラシックなスタイルにモダン要素をプラス。
Roxy(ロキシー)|フェミニン&機能派の鉄板
ブランド特徴
女性向けサーフ・スノーギアブランドです。ロキシーはとにかくかわいらしいデザインが特徴で、フェミニンな雰囲気が好きな方は迷わずロキシーを選ぶでしょう。かわいらしさとスポーティさのバランスがとても◎です。
おすすめモデル
Shelter JK
防水性の高いDryFlight素材+軽量インサレーション。女性らしいカッティングとカラーが人気。
The North Face(ノースフェイス)|信頼のアウトドア性能
ブランド特徴
アウトドアブランドの老舗ですよね。スノースポーツだけでなく、登山ブランドとしても有名なので、過酷な環境下にも耐えられる機能が充実しているため、バックカントリーにも挑戦したい方に特におすすめです。
おすすめモデル
Corefire Down Jacket
ダウン×防風Windstopper素材で極寒対応。軽くて暖かい。
Freedom Insulated Pants
動きやすさと保温性のバランスがよく、シンプルなルックスで合わせやすい。
Arc’teryx(アークテリクス)|ハイエンド志向におすすめ
ブランド特徴
高山登山用としても有名なカナダのプレミアムブランドで、高級志向の方に特に人気です。シンプルながら、計算されたシルエットになっていて、着るだけでおしゃれな雰囲気になることができますよ。ミニマルなデザインと超高性能が魅力です。
おすすめモデル
Sentinel Jacket
3L GORE-TEX使用。軽量・防水・防風・耐久性に優れ、バックカントリーにも対応。
Picture Organic(ピクチャー・オーガニック)|エコ×ポップな新定番
ブランド特徴
再生素材を活用したサステナブルブランドです。デザインもポップなので女性からの人気が特に高いブランドです。
おすすめモデル
Exa Jacket
防水・通気性のあるDRYPLAY素材採用。柄やカラフルな色味でゲレンデ映え◎。
686(シックスエイトシックス)|高機能×コスパ重視
ブランド特徴
ライダー出身の創業者によるブランドで、耐久性と動きやすさに定評があります。メンズ向けのウエアもとても人気なので、カップルボーダーや夫婦ボーダーでお揃いのブランドで着こなすのもとっても素敵ですね。
おすすめモデル
Athena Jacket
インサレーション入りの防寒タイプ。豊富なカラーバリエーション。
Black Magic Bib
スリムなビブパンツ。ウエスト調整がしやすくスタイルアップ。
Dope Snow(ドープスノー)|北欧発!モダンスタイル代表格
ブランド特徴
スウェーデン発の人気ブランドです。都会的デザインと高コスパでSNSでも話題になっています。
おすすめモデル
Adept W Jacket
ミニマルなデザイン、ハンドゲイターや大型ポケットなど実用性も◎。
Blizzard W Pants
中綿入りで暖かく、立体裁断で足さばきも軽快。
Montec(モンテック)|シンプル&高性能な注目株
ブランド特徴
Dopeの姉妹ブランドで、シンプルながらも機能的な北欧デザインが特徴です。こちらもとってもコスパがいいブランドなので、あまりウエアにお金はかけたくないけどおしゃれなウエアを着たい!という方におすすめですよ。
おすすめモデル
Fawk Jacket
高い防水性と立体的なシルエット。スノースカートや換気機能付き。
Doom W Pants
耐久性・保温性が高く、価格も良心的。
Outdoor Research(アウトドアリサーチ)|軽量×機能性で評価高し
ブランド特徴
登山やバックカントリー向けの製品に強いシアトル発のブランドです。バックカントリーやサイドカントリーをメインで考えている方はこちらのブランドを試してみても良いでしょう。
おすすめモデル
Skytour AscentShell Jacket
透湿性と軽さを兼ね備えた高性能ジャケット。汗を逃がしつつ防風。
Patagonia(パタゴニア)|環境意識と性能を両立
ブランド特徴
エコ素材使用を徹底していて、自然に優しいブランドとしても有名です。アウトドアギアとしての信頼性も高いので、機能も申し分ありません!デザインも可愛らしいものからかっこいいものまで色々あるので、自分のお気に入りを見つけられるでしょう。比較的コスパが良いのも嬉しいポイントですね。
おすすめモデル
Insulated Powder Town Jacket
軽量インサレーション入り。ゆったり目でレイヤリングしやすい。
おまけ★ワンランク上の着こなしテクニック
オシャレにかっこよく見せるためにはウエア選びもとても大切ですが、着こなしのテクニックも身に着けておけば、もっとゲレンデおしゃれを楽しめますよ!
自分に合ったシルエットを選ぶ
モデルさんが着ていて「可愛い!!」と思っても、自分が着てみるとイメージと違っていた、ということは、スノーボードウエアに限らずよくありますよね。
オシャレに見せるためには、自分に合ったシルエットのウエアを選ぶことが大切です。どのスタイルのウエアが自分に合うか、いろいろ試してみるのも楽しいですね。
ビブスタイル(オーバーオール風)
スタイル良く見せることができます。体のラインを拾わないので、あまりスタイルに自信がない方でも取り入れやすいシルエットです。上下がつながっているので防寒性も高いのが特徴です。ただ、少しトイレが面倒というデメリットも><
ジャケットロング丈
お尻をカバーできるので、下半身のシルエットに自信がない方におすすめのスタイルです。カジュアルでかわいい印象にすることもできますよ。お尻が隠れているので、雪上で座ることが多いスノーボーダーにとっては冷え対策も万全にできます。
スリムフィット
細身の女性やスタイルに自信がある方はスリムフィットのウエアがおすすめです。女性らしいラインが出て、スタイリッシュな印象になりますし、スタイルが良いことがウエアの上からでもわかるのでとってもおしゃれに見えますよ。ただ、普通の洋服と違ってこれを着てスノーボードを滑るので、動きにくいものはNGです!スリムフィットのものを選ぶ時はサイズ感に気を付けて、動きやすさもキープできるものを選びましょう。
ゴーグル・ヘルメット・ビーニーでトータルコーディネートを意識
全体のコーディネートで色を3色以内に抑えると、ブランドを統一しなくても上級感を出すことができます。逆に、色を使いすぎてしまうとガチャガチャした印象でおしゃれから遠ざかってしまう恐れがあるので、色の選び方に注意してみましょう。
差し色や柄で自分らしさを出す
先ほど、全体の色合いを3色以内に抑えるのが大事とお伝えしましたが、同じような色味ですべてそろえてしまうのもつまらないと感じてしまうかもしれませんね。
そんなときは、差し色や柄を取り入れてオリジナリティを出していくのもおすすめです。
ウエア自体に差し色や柄が入っているものを選ぶのももちろん良いですし、ゴーグルやビーニー、ヘルメットなどの小物に差し色や柄を取り入れるのもとってもおしゃれに見えておすすめです。
ウエアに差し色などが入っている場合は、それと同じ色のビーニーやゴーグル、グローブなどを取り入れてお揃い感を出すのも可愛いですよ。
ブーツ周りはきちんと整えておく
時々、ウエアのパンツの裾が中途半端にブーツの中に入っていたり、逆に裾が長くなりすぎて地面に擦れてボロボロになってしまっていたりする方がいますが、とてももったいないです!
パンツの裾をキレイに整えるだけでもスタイルがよく見えますし、スノーボードの上級感を出すことができるので、ブーツ周りのウエアもきちんと整える癖をつけておくといいでしょう。
ヘアスタイルも意識してスノーボーダーっぽく
女性らしさを出すためには、ヘアスタイルもとっても重要ポイントですよね。ただ、スノーボードを滑っているときには風の抵抗も受けますし、雪も降っているかもしれません。また、髪型にばかり気が行ってしまって滑りに集中できないと本来のスノーボードを楽しむこともできませんよね。
そのため、ヘアスタイルはすっきりとまとめてビーニーの中やヘルメットの中にしまい込んでおくのがお勧めです。その代わり、前髪や後れ毛だけビーニーやゴーグルの脇から少しだけ出すようにすると、滑りの邪魔にならないうえに女性らしさを出すことができますよ。
まとめ
女性スノーボーダーがかっこよく、そして自分らしく滑るためには、「動きやすさ」と「見た目のおしゃれさ」の両立が大切です。インストラクターの立場から見ても、機能性とスタイルが揃っていると、初心者でもぐっと上手に見えてくると感じます^^
自分のスタイルや体型、滑るシーンに合ったウエアを選んで、ゲレンデでの時間をもっと楽しく、もっと自由に楽しんでくださいね。
私たちSamuraiSnowConciergeは、お勧めのスノーボードウエア情報はもちろん、そのほかのアイテム選びのコツや、スノーボードの滑りの技術などもご紹介しております。
もし、スノーボードに関してわからないことや疑問があれば、ぜひお気軽に私たち現役のA級インストラクターにご相談くださいね。
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