最高の乗り心地!パウダーボードの選び方とおすすめパウダーボード6選

この記事を読んでいただいている方の中には、パウダースノーをより楽しく、より満喫するためにパウダーボードを買おうかなと迷っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

特に、パウダースノーが有名なスキー場に行こうと思っている方は、「パウダーボードで乗り込むぞ!」と思いますよね。

 

私たちが拠点を置いている北海道のルスツ・ニセコエリアは、北海道の中でも特にパウダースノーが有名なエリアで、毎シーズン大量の質のいいパウダースノーが降り積もります。

 

もちろん、私たちもパウダーボードを持っていますが、やっぱりパウダーボードでパウダーを滑るのは楽しいです!

 

ただ、パウダーボードにもいろいろと種類がありますし、メーカーも様々です。ショップの店員さんの説明だけで安易に選んでしまうと、思い描いていたスノーボードができずに数回乗っただけでお蔵入り…ということにもなりかねません。

 

そこで今回は、現役インストラクターの私たちが、パウダーボードがどういうものかという基礎知識から、パウダーボード選びのポイント、そしておすすめのパウダーボードブランドまで詳しくお伝えしていきます。


 

関連記事:北海道はパウダー天国!パウダースノーが楽しめるスキー場と楽しみ方コツ

 

 

自己紹介
ブログ運営者
Aya-chan & Arata

☆Aya-chan☆
A級トップ合格インストラクター。東京大学 理科二類卒。ウェブデザイナー。趣味美容ケア、特技ビール早飲み。

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☆Arata☆
元公認スクール指名No.1インストラクター。情熱スノーボーダー。趣味ダイエット、特技リバウンド。

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スノーボード歴20年以上、年間滑走は120日ほど。JSBA公認A級インストラクター。
北海道のルスツを中心に夫婦でプライベートレッスン専門のスノーボードスクールを運営しています☆

ブログではスノーボードに関する「本当に役に立つ」情報を発信していきたいと思っています。スノーボードを物理学など理系の観点も含めて楽しく解説していきます!

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パウダーボードは普通の板とどう違う?

 

パウダーボードは普通の板(オールラウンドボード)とどう違うのでしょうか。

 

パウダーボードは深い新雪のパウダースノーの上を快適に滑るために作られた板ですが、形状などの点で通常のオールラウンドボードとは違ったところがあります。まずはパウダーボードの特徴から見ていきましょう。

 

 

ウエスト

 

ボードのウエストとは幅のことです。

 

パウダーボードのウエストは一般的なボードより太く設計されています。理由は単純で、ウエストが太いほうが板の雪面に接する面積が広くなるので深雪で浮力を得やすいからです。

 

 

長さ

 

パウダーボードは長さも一般的なボードよりも長くなっています。これも深雪の中で浮力を得やすくするためです。中にはショートボードモデルで短いものもありますが、ほとんどの人は長めの板を選ぶでしょう。

 

ただ、長ければ長いほど浮力があって良い!というものではなく、長いには長いの、短いには短いなりのメリットとデメリットがあります。以下の表にまとめてみました。

 

メリットデメリット
短め・扱いやすい

・木が密に生えているツリーランのときに楽

・グラトリなども楽しめる

・スピードを出した時に不安定

・深い雪だと浮力が足りないと感じることも

長め・深い雪の時に浮力が大きく安定する

・スピードを出した時に安定する

・細かい操作がしにくい

・木が密に生えているツリーランで苦労する

・トリックがしにくい

 

 

選ぶ時のポイントの章でも詳しくお伝えしていきますが、どういうところでどんな滑りをしたいかというスノーボードのスタイルによって長さを選んでいくといいでしょう。

 

バックカントリーでとにかく深い雪で斜度のあるところを滑り降りていく、トリックはしない、というのであれば、長めのほうが圧倒的にお勧めですが、ゲレンデの脇のサイドカントリーでトリックもやっていきたいのであれば、短めのほうが合っています。

 

 

セットバック

 

セットバックとは、ビンディングの位置を変えることで板の中心に対して、重心を後方に移すことを言います。ノーズのほうがテールより長くなるような構造になっているのです。

 

深い雪の中では重心が後ろにあったほうが浮力を得やすく安定するため、パウダーボードにはセットバックが入っています。

 

いわゆるディレクショナル構造になっているのがパウダーボードの特徴で、一般的なボードはツインチップもしくはツインに近い構造になっています。

 

 

 

ノーズ

 

パウダーボードの特徴として、ノーズの形状がテールよりも太く、大きく反り上がっているという点も挙げられます。

 

ノーズの幅が広いことで深い雪の中でも浮力が増しますし、ノーズとテールの幅に差をつけてテールを狭めにすることで、よりノーズが浮かびやすくなっています。

 

 

値段

 

板そのものの特徴ではないかもしれませんが、パウダーボードは一般的に値段が高くなりがちという特徴もあります。なぜなら、あまり大量に生産されていないからです。

 

初心者の人がいきなりパウダーボードを選ぶことはないですし、パークやカービングを極めていきたい人はあえてパウダーボードを選ぶということは稀なので、生産数が少なく、結果的に1個当たりの値段が比較的高めになってしまうのでしょう。

 

お値段も決して安くはないため、自分に合ったパウダーボードを慎重に選んでいきたいですね。

 

 

パウダーボードの選び方の5つのポイント

 

パウダーボードとオールラウンドボードの違いをざっくりとみてきたところで、選び方のポイントについても見ていきましょう。

 

 

どこで滑るか

 

あなたがパウダーボードを買うと決めたのは、どういうところを滑りたいからでしょうか?

 

バックカントリーでオープンな深雪バーン?

サイドカントリーのツリーラン?

ゲレンデの端パウダー?

 

パウダーボードは、どのようなバーンを滑るかによって適している板が変わってきます。どこで滑るかを考えずに板を買ってしまうと、オーバースペックになってしまったり、スペックが足りずに苦労したりということになってしまいます。

 

パウダーボードを選ぶ前に、どこでどのような滑りがしたいか考えることが重要です。

 

 

Aya-chan
Aya-chan

以前、お客様で、バックカントリーで使うような超ハイスペックなパウダーボードを買ったけれど、なかなか使いこなせずオーバースペックで持て余していた、という方がいらっしゃいました・・・。やはり、メインエリアでのパウダー状況に合わせて選ぶことが大切だと実感してます!

 

 

 

 

 

長さ

 

先ほど、パウダーボードとオールラウンドボードとの違いで、パウダーボードは一般的に長めになっているとお伝えしました。パウダーボード選びには長さも重要です。

 

スノーボードの板選びの基本では長さは【自分の身長―15cm】といわれますが、パウダーボードに関してはその限りではありません。

 

 

Aya-chan
Aya-chan

私は身長が160cmですが、155cmのパウダーボードに乗ったこともあります!パウダーボードの長さ選びに関しては、いったん、-15cmは忘れてOKです!

 

 

 

 

長ければ長いほうが安定性は増すというメリットがありますし、逆に長いと操作性が悪くなるというデメリットもありますので、自分のレベルやどういうところで滑るのかによって選ぶといいでしょう。

 

例えば、パウダー初心者で、最初はサイドカントリーのツリーランを楽しむ、という場合であれば、長さは今の板と同じくらいにして形状をTHEパウダーボードの形にするだけでも浮力を得られて楽しいですよ。

 

 

板の形状 ~ロッカーorキャンバー~

 

パウダーボードにも、ロッカー形状のものとキャンバー形状のものがあります。ロッカー形状のパウダーボードは浮力がかなり大きいですが、安定感がなく、通常の圧雪バーンでのターンが抜けやすくなってしまいます。

 

キャンバー形状のパウダーボードは圧雪バーンでも非圧雪バーンでもターン性能が高く軽快な切り返しができる反面、ロッカー形状のボードの浮力には及びません。

 

どちらのほうが良い・悪いというよりも、自分がやりたいスタイルによって決めるのが一番良いです。

 

Arata
Arata

僕は1本の板でパウダーもカービングもグラトリも楽しみたいので、キャンバー形状のパウダーボードをいつも選んでいます!

 

 

 

 

ノーズの形状

 

ノーズの形状にはラウンドノーズ、ペンシルノーズ、スクエアノーズの大きく分けて3種類があります。

 

ラウンドノーズ

 

ラウンドノーズはもっとも一般的なノーズの形なので、一般的なオールラウンドボードから乗り換えた方も違和感なく乗りこなすことができるでしょう。

 

オープンなパウダーバーンでは抜群の浮力を味わうことができ、スピードを出しても安定して滑ることができます。ノーズが重めなので、ツリーランでの細かいターンの切り返しは慣れるまで少し苦労するかもしれません。

 

 

ペンシルノーズ

 

ペンシルノーズはノーズ部分のエッジラインがシャープなので、ターンの切り返しが軽快にできます。

 

浮力もあるので、オープンなバーンでもツリーランでもどちらでも楽しめるパウダーボードの形状となっています。

 

 

スクエアノーズ

 

スクエアノーズは名前の通りノーズがスクエア型になっていてノーズ部分を削っているため軽量化されていて、取り回しがしやすくなっています。そのため、ターンの軽快さが増しています。

 

浮力は若干他の2つに比べると劣りますが、それでも十分パウダースノーを楽しむことができます。

 

 

あくまで個人的な見解ですが、それぞれのノーズ形状で向いている人をまとめてみたので参考にしてみてください。

 

向いている人
ラウンドノーズ・とにかくパウダーを楽しみたい人

・深くてオープンなパウダーバーンを滑る人

・スピードを出してパウダーを滑りたい人

ペンシルノーズ・ツリーランを楽しみたい人

・パウダーでのターンを楽にしたい人

・適度に浮力が欲しい人

スクエアノーズ・ゲレンデでのターンも楽しみたい人

・パウダーでのターンを楽にしたい人

・パウダーであまりスピードを出さない人

 

 

テールの形状

 

パウダーボードはノーズだけでなくテールの形状も特徴的です。

 

深いパウダースノーの中ではエッジが効かないため、テールでスピードを調整したり、ターンコントロールをしたりします。そのため、テールの形状によってパウダーでの滑り心地が変わってきます。

 

テールの形状はダイヤモンドテール、スワローテール、ハーフムーンテール、ラウンドテール、ピンテールの5種類あります。

 

 

ダイヤモンドテール

 

ダイヤモンドテールはテールを短くすることで、パウダースノーの中でのボードの操作性を格段にアップさせている形状です。

 

ターンコントロールがしやすいので、パウダー初心者の方はもちろん、ツリーランやサイドカントリーがメインの人に向いているシェイプです。

 

スワローテール

 

パウダーボードといえば、この形を思い浮かべる人もいるのではないかというくらい、THEパウダーボードの形状をしているのがスワローテールです。

 

スワローテールはパウダーバーンでスピードが出しやすく、緩斜面になっても失速しにくいというメリットがあります。

 

テール部分の面積がかなり少なく設計されているため、あまり後ろに乗ると減速していきます。

 

 

ハーフムーンテール

 

 

ハーフムーンテールはターンもしやすくスピードコントロールもしやすいため、パウダー初心者の方にも扱いやすい形状になっています。

 

浮力もそこそこあるので、オープンバーンからツリーランなど幅広いシーンで活躍できるテール形状です。

 

 

ラウンドテール

 

ラウンドテールはテールの面積が大きい分、浮力があるものの、接地面が大きいので抵抗力も大きくなってしまい、スピードは出しにくい形状です。

 

ただ、いつも乗っているようなオールラウンドボードの形状と似ているため、トリックはやりやすいですし、スイッチで滑るのも楽ちんです。

 

木が密に生えているパウダーツリーランをしていると「もうこっちには進めないから反対方向へ行こう!」というシーンがけっこうあります。そんなときはスイッチで滑っていくことになりますので、ツリーランがメインの方はラウンドテールがお勧めです。

 

 

ピンテール

 

ピンテールはテール部分を長くすることで浮力を向上するように設計されています。テールが長いためテール部分が沈みにくく、パウダーの中でのターン性能も上げてくれます。

 

パウダー初心者のうちは、重心の位置が定まらず後ろに乗りすぎてしまうこともあるかと思いますが、ピンテールだと後ろに乗りすぎてもバランスがとりやすいので、比較的扱いやすい形状と言えるでしょう。

 

 

以下の表でテール形状別の「こんな人におすすめ」をまとめてみましたので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

 

こんな人におすすめ
ダイヤモンドテール・ツリーランやサイドカントリーがメイン

・雪の状態によってカービングする日もある

スワローテール・オープンバーンやバックカントリーがメイン
ハーフムーンテール・ツリーランやサイドカントリーがメイン

・雪の状態によってカービングする日もある

ラウンドテール・木が密に生えているツリーランをする

・トリックもやりたい

ピンテール・パウダー初心者でパウダーで埋もりやすい

・パウダーでもしっかりとターンをしたい

 

 

パウダーボードはあなたの理想のスノーボードスタイルで決めよう

 

ここまで読んでいただいて「パウダーボードっていっぱい形状の種類があって、結局どれを選んでいいかわからない!」と思っていらっしゃる方も多いと思います。

 

個人的な意見ですが、パウダーボードは自分の理想としているスノーボードスタイルに合わせて選ぶのが一番だと思っています。

 

以下にスノーボードスタイルの種類とそれぞれのパウダーボード選びの考え方を挙げてみますので、自分はどれに一番近いか考えてみてください。

 

 

サイドカントリーでかっこよく地形を攻める

 

パウダー好きな人の中には、パウダーを気持ちよく滑ることだけでなく「山を楽しむ」ことにも重点を置いている人がいますよね。

 

サイドカントリーでツリーの中を滑ったり、沢地形で自然のハーフパイプを滑りこなしたり、自然のジャンプ台(マッシュ)を跳んだり、天然のウッドレールを滑ったり・・・。パウダーの中、地形をうまく使ってかっこよく滑れるのは誰もが憧れてしまうでしょう。

 

このように、サイドカントリーで地形を生かしながら滑りたいというスタイルの方は、スピード安定性よりも取り回しがしやすいパウダーボードを選ぶのがおすすめです。

 

 

【おすすめパウダーボード】
ノーズ形状:ペンシルノーズかスクエアノーズ
テール形状:ラウンドテール
長さ:パウダーボードの中では短め

 

 

どんなツリーランもらくらくこなす

 

開けたオープンバーンのパウダーを滑るのももちろん気持ちいですし楽しいですが、木をよけながら迷路を進むようにツリーランをするのも乙なものですよね。

 

未知なる世界を冒険しているかのような感覚になれるツリーランは、瞬時に板をコントロールする必要があるため、とにかく操作性を重視した選び方が重要です。

 

ツリーランではバランスを崩して板のコントロールを失ってしまうと、木にぶつかってケガをしてしまうリスクもあるため、取り回しがしやすくパウダーの中でもターンがしやすいものを選ぶようにします。

 

【おすすめパウダーボード】
ノーズ形状:スクエアノーズ
テール形状:ラウンドテール、ダイヤモンドテール、ハーフムーンテール
長さ:パウダーボードにしては短め
ウエスト:パウダーボードにしては細め
形状:キャンバー形状

 

 

パウダーも好きだけどカービングも捨てがたい!

 

パウダーの浮力感も大好きだけど、その日の雪面と気分によってはカービングで雪面をかっこよく斬って滑りたい!という方も多いと思います。

 

かくゆう私もそのタイプで、パウダーもカービングも大好き!できれば1本の板で両方楽しみたい!という願望を持っています。

 

パウダーを滑るために必要なのは浮力があること、カービングするために必要なことはエッジが抜けないグリップ力、この二つは一見相容れない条件に見えますが、パウダーボードの選び方に注意すれば、両方の条件を満たすことができます。

 

【おすすめのパウダーボード】 
ノーズ形状:スクエアノーズ
テール形状:ラウンドテール、ダイヤモンドテール、ハーフムーンテール
ウエスト:パウダーボードにしては細め
形状:キャンバー形状

 

 

関連記事:レベル別解説|カービング初~上級者におすすめしたいカービング板13選

 

 

がっつりパウダー派|バックカントリーメイン

 

とにかくパウダーが大好き!!パウダーを存分に楽しみたい!という人は、バックカントリーやヘリボードがメインとなります。そのような場合、オープンでディープなパウダーを滑ることが前提となりますので、何よりも浮力を重視してパウダーボードを選ぶことになります。

 

浮力の面で言えばノーズ部分が大きく広くなっているものを選ぶべきですし、バックカントリーでオープンバーンを滑るとなるとスピードもかなり出てきますので、スピードを出した時の安定性も重視して選ぶといいでしょう。

 

【おすすめのパウダーボード】 
ノーズ形状:ラウンドノーズ
テール形状:スワローテール
長さ:身長に対して長め
ウエスト:太め
形状:ロッカー形状

 

 

スタイルを極めるのはこれから|パウダー初心者

 

パウダーには興味があるけど、まだまだパウダー初心者でスタイルを出すところまでは…という方は、操作性が高く、パウダーに特化しすぎていない板を選ぶといいでしょう。

 

スイッチやトリックもできて、カービングもできるけど、パウダーの中での浮力感も楽しめるタイプであれば、スノーボードのスキルを総合的ににあげながらパウダーの楽しさも実感できるはずです。

 

関連記事:パウダー初心者必見|パウダースノーの特徴とパウダーをうまく滑るコツ

 

 

【おすすめのパウダーボード】 
ノーズ形状:ペンシルノーズ
テール形状:ラウンドテール、ピンテール
長さ:パウダーボードにしては短め
形状:キャンバー形状

 

 

最高の乗り心地に出会おう!おすすめパウダーボード一覧

 

ここからは、具体的におすすめのパウダーボードのブランドやモデルをご紹介していきます。

 

 

SALOMON HPS

 

こちらはスノーボード界のレジェンドとして有名な中井孝治がプロデュースしている大人気モデルのパウダーボードです。ウッド調のデザインも素敵ですし、何より超オールラウンドのパウダーボードという感じです。

 

パウダーボードならではの浮力があるため、パウダーランは最高に楽しめますし、形状がオールラウンドボードに近いため、はじめてパウダーボードを乗る方でも簡単に扱えます。

 

長さを短めにすればトリックなどもしやすいので、パウダーもカービングもトリックも1本の板で楽しみたい方におすすめです。

 

 

Arata
Arata

HPSは僕のお気に入りの板の一つです!見た目もおしゃれで性能も抜群なのであらゆるシーンで活躍してくれます。妻もパウダーの日はHPSの妹モデルの「ピロートーク」に乗っています!浮力があって楽しそうですよ!

 

Gentemstick  MANTARAY

 

いわずとしれたパウダーボードブランドであるゲンテンスティックももちろんおすすめのブランドです。

 

ゲンテンは、パウダー初心者からパウダー上級者まで幅広い層が楽しめるようにさまざまなタイプのモデルを出していて、雪上でのサーフィンを体現しています。つまり、浮力がすごいんですね。

 

中でもMANTARAYはゲンテンモデルでも扱いやすさがダントツ1位のモデルです。

 

サイドカーブが小さいので小回りも効きますし、パウダー経験がない方でもパウダーでの浮力を楽しめるようになっています。

 

Aya-chan
Aya-chan

Gentemstickモデルのデメリットとしては、高級な分、ゲレンデで盗難に遭いやすいということです。Gentemstickモデルを乗るときは必ずケーブルロックなどを携帯し、休憩の際はロックをかけておくようにしてください。

 

 

BURTON ファミリーツリー

 

スノーボードをしている人ならその名を聞いたことがない人はいないであろう、スノーボード界のトップブランド、バートンにもパウダーボードのモデルがたくさんあります。

 

バートンのパウダーボードであるファミリーツリーシリーズは種類も豊富なので、さまざまなシチュエーションで活躍してくれます。ファミリーツリーは男女共用のモデルです。

 

シリーズのモデル数が多く、値段もリーズナブルなため、パウダーボードをセカンドボードとして買おうと思っている方におすすめです。

 

 

MOSS SNOWSTICK

 

パウダー好きなら一度は買うかどうか迷ったことがあるのでは、というくらい有名なパウダーボーモデルです。

 

老舗のブランドであるMOSSから出ているスノースティックは「雪の上でサーフィン」がコンセプトとなっていて、パウダーならでは浮力を最大限に楽しむことができます。

 

カービングターンがある程度できる中級者以上の方であれば、パウダーだけでなくカービングも同時に楽しむことができるので、中級者・上級者のパウダー好きの方におすすめのモデルです。

 

 

SCOOTER  DAYLIFE THRUSTER

 

こちらはパウダー初心者にもおすすめのパウダーボードモデルです。癖のない乗り心地なので、乗りこなすまでのタイムロスがありません。

 

あまりにも深いパウダーのときには少々頼りなく感じてしまいますが、パウダー初心者でひざ下のパウダーで練習したいという方にはもってこいです。

 

カービングやトリックもしやすい板なのでスノーボードの総合力を磨くには最適と言えるでしょう。

 

 

YONEX  LUVARTH

 

カーボン素材を使ったボードで有名な国産ブランドのYONEXもクオリティの高いパウダーボードモデルを出しています。それがLUVARTHです。

 

LUVARTHは、腰まであるようなディープなパウダーゾーンでも問題なく滑ることができる浮力が売りのモデルです。深い新雪を求めてハイクアップするバックカントリーメインの人におすすめのモデルと言えるでしょう。

 

ノーズが長いとその重さで操作性が悪くなるのがパウダーボードの欠点ですが、こちらのモデルはYONEX独自のテクノロジーによって軽量化されているので、他メーカーのパウダーボードよりも操作性がよく、コントロールが簡単に感じられます。

 

 

まとめ

 

パウダーボードはスノーボードという名前がついていながら、まったく別の乗り物なのではないかというくらい、乗り心地が違います。一度パウダーボードでパウダーを滑るとその快感が忘れられなくなるでしょう。

 

パウダースノーを滑る機会があるのであれば、ぜひ1本は持っておいてほしい存在です。

 

ただ、パウダーボードの選び方は一般的なボードの選び方と異なりますし、理想とするスタイルによって選ぶべきものが変わってきますので、他の人の意見をそのまま鵜呑みにするのではなく、情報を集めて自分なりにベストな選択肢を見つけていくことが大切です。

 

私たちもパウダーボードはいろいろと乗った経験がありますので、パウダーボード選びに困ったらお気軽にご相談くださいね。

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