「スノーボードするなら憧れの北海道でデビューしたいなー」
「北海道のパウダースノーの上でスノーボードがしてみたいなー」
北海道のスキー場は、雪質やゲレンデの広大さから、スキーやスノーボードをする人にとっては有名ですよね。海外からも毎年多くのスノーボーダーが押し寄せるほど世界的にも北海道の雪質は最高に魅力的です。
今回は、スノーボード初心者の方が北海道のスキー場を選ぶ時のポイントや、初心者にもおすすめのスキー場、初心者が北海道で滑るときの注意点などを、私たち現役のA級インストラクターがまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者の方や初めてスノーボードに挑戦する方は、安全と効率的な上達のためにもプライベートレッスンを受講されることをお勧めします。レッスンを受ければケガの心配もなくあっと言う間に楽しく滑ることができるようになりますよ☆
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北海道のスキー場がスノーボード初心者におすすめの理由
スノーボーダーにとって、北海道のふかふかのパウダースノーで滑るのは憧れだと思いますが、スノーボードをこれから始めるスノボ初心者の方にとっても北海道はとてもお勧めの場所なんです。
なぜ北海道のスキー場がスノーボード初心者にお勧めなのか、その理由を少し見ていきましょう。
雪質が良い
ご存じの方も多いかと思いますが、北海道の雪質はとてもよく、パウダースノーと言われています。
このパウダースノーは、気温が低いときにしか降らない水分の少ない雪のことで、水分が少ない分、息を吹くだけで吹き飛ぶような軽い雪です。名前の通り、粉のようなふわふわしている雪です。真冬の気温が－20℃を下回る極寒の北海道だからこそ楽しめる雪なんですね。
そのため、多少転んでも痛くありませんし、夕方以降の日が落ちてからもガチガチに凍ることがないので、一日中ふかふかの雪の上でスノーボードを楽しむことができるのです。
ゲレンデが広い
北海道で名前が知られているような有名なスキー場は、どこもかなりゲレンデが広く広大な敷地です。
それぞれのコースも広く設計されていることが多いので、他のスキーヤーやスノーボーダーのことを気にしすぎず、マイペースでスノーボードを楽しむことができます。
ホテル内はかなり混んでいるように見えても、ゲレンデに出ればゲレンデが広い分、分散してコースが人でごった返している、なんていうことにはならないという点も初心者にとってはかなりメリットが大きいでしょう。
シーズンが長い
北海道のスキー場はほとんどが12月～3月下旬がシーズンで、早いところは11月下旬から営業を開始するところもあります。
また、後ほどご紹介するニセコやキロロのスキー場などでは5月上旬のゴールデンウィークまでオープンしているところもあるので、かなり長い期間スノーボードを楽しめます。
スノーボード初心者の方だと、シーズンの初めに滑ってみてその楽しさにハマってしまい、何度も行きたくなることが多いと思います。
しかし、本州だとシーズンが短くて「まだまだ滑りたいのにもうシーズンが終わっちゃった…」ということにもなりえます。
北海道のスキー場までこれば、ゴールデンウィークまで滑ることができるので、シーズンを存分に満喫することができちゃいますよ。
北海道でスノーボード初心者におすすめのスキー場
それではここからは、スノーボード初心者におすすめのスキー場を厳選してご紹介していきましょう。
ルスツリゾートスキー場
スノーボード初心者さんにまずお勧めしたいのは、ルスツリゾートスキー場です。国内最大級規模を誇るルスツリゾートは、上級者向けのコースはもちろん、初心者コースもとても充実しています。
また、何よりルスツは雪質が最高！ふわふわのパウダースノーが自慢のスキー場なので、スノーボードが初めてで北海道でスノボデビューしたい！という方は安心してデビューできるでしょう。
スノーボードが初めてのときは、どうしても転倒が多くなってしまいます。でも、ルスツの雪質であれば、転んでもあまり痛くないため、思い切ってターンなどのチャレンジができますよ。
ルスツにはウエストマウンテン、イーストマウンテン、イゾラマウンテンの3つの山から構成されていて、初心者コースはウエストマウンテンが充実していますが、イーストやイゾラも初中級者に優しいコースが多いので、慣れてきたら山頂からの景色を見に、イゾラに出かけてみるのもお勧めですよ！
ホテルには温泉や温水プール、スパやバーなどの施設も充実しているので、日中スノーボードを頑張った後はホテルの中で遊びつくすというのも良いですね。
関連サイト：ルスツスノーボードスクール｜SamuraiSnowConcierge
ニセコアンヌプリ国際スキー場
ニセコエリアには、ニセコグランヒラフ、ニセコビレッジスキー場、ニセコアンヌプリ国際スキー場、ニセコHANAZONOリゾートの4つのスキー場がありますが、中でもニセコアンヌプリ国際スキー場は初心者におすすめのスキー場です。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、もともと初級者や中級者向けのスキー場でしたが、さらにドリーム第一クワットリフトという初心者向けのリフトが新設されたことで、全くのスノーボード初心者にも優しいスキー場になりました。
ドリーム第一クワットリフトは、距離が400mほどでかなり短めなので、「すべて滑り降りることができるかな」という不安を抱えずにチャレンジすることができます。
また、乗り場から降り場までを見通すことができるので、「どんなところまで行くのかな」「途中難しいところはないかな」などという不安もなくトライできるのも嬉しいですよね。
リフトの運転速度も低速なので、リフトの乗り降りに不安がある方でも安心です。
アンヌプリはもともと初中級向けのコースが多いので、ドリーム第一クワットリフトである程度滑れるようになってきて自信がついたら、他のコースでロングランを楽しむことができるのもアンヌプリの魅力です。
コース幅も広いので、ターンにチャレンジすることもできちゃいますよ。
ニセコアンヌプリ国際スキー場の近くには、天然温泉の施設がたくさんあるので、スノーボードをがんばったご褒美にゆったり温泉に浸かって疲れを癒すのもお勧めです。
関連サイト：ニセコスノーボードスクール｜SamuraiSnowConcierge
ニセコHANAZONOリゾート
ニセコにある4つのスキー場の中でも、東端に位置するニセコHANAZONOリゾートは、リフトの数こそ３本と多くはないものの、初心者向けのコースもロングランで楽しめるので、スノーボードを始めたばかりの方にお勧めのスキー場です。
また、HANAZONOリゾートにはニュースでも話題になっているルイ·ヴィトンとコラボレーションしたゴンドラがあり、ゴンドラ内もかなり広々としていて、ラグジュアリーな気分で空中散歩をお楽しみいただけます。
HANAZONOリゾートにあるレストランやバーなどの施設も、とても開放的で快適な空間が楽しめる場所となっていて、ランチタイムやカフェタイムなどリラックスしたいときにもってこいの施設が揃っているのも初心者には嬉しいポイントですね。
カフェバーには、美味しい挽きたてのコーヒーやケーキも用意されていて、長めの休憩をとりたいときや、甘いもので疲れた体を癒したいときにもってこいです。
ぜひ、ニセコHANAZONOリゾートでラグジュアリーな気分も味わいつつ、快適なスノーボードランディングを体験してみてくださいね。
キロロスノーワールド
キロロスノーワールドは、札幌からのアクセスも良く、ルスツやニセコ同様豪雪地帯にあるため、いつでもたっぷりに新雪が味わえるスキー場です。
キロロのゲレンデは全体的に西斜面にあるので、日が当たりにくく雪が溶けにくいのもポイントで、仮に何日も雪が降らなかったときでもキロロなら柔らかい雪の上でスノーボードの練習ができちゃいます。
また、初級者コースも7コースと充実していて、全長250mのコースから2500mのコースとバリエーションもさまざまあります。自分のそのときのスキルや体力に合わせて好きなコースを選ぶことができるのもスノボ初心者にとっては嬉しいポイントですよね。
7コースのうち3コースは2km前後のロングコースなので、長距離にチャレンジしたい方や、景色を楽しみながら滑ってみたい方にお勧めです。山頂からスタートできる初心者コースがあるのもキロロの魅力！
山頂から滑り降りることができたら、景色も楽しめて爽快ですし、自信にもつながりますね！
室内には、源泉100%の温泉や、子供から大人まで楽しめる全天候型アミューズメント施設もあるので、天気がいまいちなときや、慣れないスノーボードで疲れてしまったときなどは、室内のアクティビティで楽しむこともできますよ。
関連サイト：キロロスノーボードスクール｜SamuraiSnowConcierge
星野リゾートトマムスキー場
あの有名な星野リゾートが経営するスキー場、星野リゾートトマムスキー場も初心者におすすめのスキー場の一つです。
初心者や初級者向けのコースが11コースもありとても豊富で、どのコースも緩やかなので、スノーボードデビューにはちょうどいいコースばかりです。
それぞれのコースは、森の中を抜けるコースや、全長3km越えのロングなコースなど、気分やレベル、そのときの体力に合わせていろいろなタイプのコースから選ぶことができるので、飽きずにスノーボードを練習できて上達することができるでしょう。
また、星野リゾートということもあって、施設内もとても充実し、名前の通りリゾート気分を味わうこともできます。
美味しいと評判のレストランや、プール、温泉など室内にも多くのアクティビティがあるので、アフタースキーも充実させることができます。
星野リゾートトマムは、晴天率が高いことも高評価の一つです。スノボ初心者にとって、天気はモチベーションに大きく影響するので、お天気の確率が高いというのは嬉しいポイントですよね。
富良野スキー場
富良野スキー場は富良野ゾーンと北の峰ゾーンの2つからなる広大なスキー場です。
初級者向けのコースは全10コースあり、スノーボードを上達させたい方にぴったりのスキー場です。
コースの種類もじっくり練習したいとき用にぴったりのコースや少し難易度の高いチャレンジ向きのコースまでさまざまあり、自分に合ったコースを選んで練習できるので、上達もスピードアップできるでしょう。
3km越えのコースもあり、こちらのコースでは美しい景観の中、長距離を滑り降りることができるので、脱初心者を目指す方にお勧めです。
富良野スキー場は、比較的安定した天候と、混雑が少ない点も大きなおすすめポイントです。スノボ初心者にとって混雑したスキー場は、難易度が高く感じてしまいますよね。
他のスキーヤー・スノーボーダーを気にせず滑ることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、お隣の新富良野プリンスホテルでは露天風呂や大雪山連邦が望めるフィンランドサウナを楽しめたり、有名な観光スポットであるニングルテラスではライトアップされた幻想的な森の中でショッピングを楽しめたりします。
スノーボード初心者が北海道で滑るときの注意点
ここまでで、北海道にあるスノボ初心者におすすめのスキー場をご紹介してきましたが、ここからは、北海道でスノーボードを滑るときの注意点を解説していきます。
滑り出してから後悔しないよう、チェックしておいてくださいね。
北海道向けの寒さ対策
ご存じの方も多いと思いますが、真冬の北海道は本当に寒いです。
－20℃を下回るときがあるくらいなので、想像を絶する寒さと思っておいたほうがいいでしょう。
巷で評判のヒートテックは、北海道の真冬には太刀打ちできないでしょう。
本州のスキー場では、帽子やゴーグルなしで滑っているスノーボーダーもちょくちょく見かけますが、北海道のスキー場でそれをやってしまうと、顔周りが凍り付くように寒くなります。
寒すぎる状態だと、楽しめるものも楽しめなくなってしまいますし、そもそも外に出てスノーボードを滑る気にならなくなってしまうので、ぜひしっかりと北海道用の寒さ対策をするようにしてくださいね。
以下に、参考になるおすすめインナーやバラクラバに関する記事や、防寒対策にも安全対策にも最適なヘルメットの記事を載せておきますので、よかったらこちらも参考にしてみてくださいね。
関連記事：スノーボードウエアの下には何を着ればいい？快適なインナー選びのポイント
関連記事：バラクラバはスノボの必需品｜選び方とバラクラバのおすすめブランド
関連記事：スノーボードにヘルメットは必要？ヘルメットの利点や選び方ポイント
日焼け対策
これは北海道に限ったことではないのですが、スノーボードを滑るときは必ず日焼け対策をしっかりと行いましょう。
「冬だし、雪が降って曇っていたら日焼けしないんじゃない？」と思いがちですが、雪山の場合、冬でもしっかり日焼けします。
というのも、スキー場では、太陽からの直接の紫外線だけでなく、雪からの照り返しで2倍くらいの紫外線量になってしまうのです。
晴れている日の紫外線は特に強力で、ビーチで一日中泳いできたの？くらいの焼け方をすることもあります。
女性の皆さんは、特にしっかり日焼け対策をしてくださいね！！ゴーグルの形通りに日焼けしてしまうと、パンダ顔になって本当に恥ずかしい顔になります( ;∀;)
関連記事：冬でも日焼け？ゲレンデでの強烈な紫外線量と効果的な日焼け対策
ゲレンデコース外に注意
北海道のスキー場では、自己責任のもと、上級者限定でコース外滑走を許可しているところもけっこう多いです。
コース外というのは、スキー場が管理しているゲレンデとは違い、木が生えていたり、穴があったり、崖があったりする場所で、相当な上級者しか滑り降りることができない場所です。
もちろん、わかりやすく看板が立っていることもありますが、天候が悪く間違ってコース外に入ってしまった、ということもありえますので、十分に注意する必要があります。
心配な場合は、スノーボードのレッスンを受けて練習することがおすすめです。レッスンでインストラクター指導の下ゲレンデを滑っていればコース外に誤って出てしまうこともないので、安全にスノーボードを楽しむことができます。
まとめ
今回は、スノーボード初心者でもめいっぱいスノーボードが楽しめるおすすめのスキー場を厳選してお伝えしてきました。
こちらでご紹介しているスキー場であれば、どこを選んでいただいても存分にスノーボードを楽しむことができるでしょう。
北海道のスキー場に限らずですが、スノーボード初心者の方がスキー場を選ぶ時は以下のポイントを押さえておきましょう。
✓プライベートレッスン対応のスクールがあるか
（初心者のうちはプライベートレッスンのほうが安全で安心）
✓レンタルができるか
（スノボ初心者だと道具を持っていないこともあると思うので、レンタルできるかは重要）
✓温泉施設があるか
（慣れないスポーツで疲れた体を癒すのは大事♪）
✓初心者コースが充実しているか
（行ってみるまでわからないことも＞＜なので、できるだけご紹介しているスキー場から選ぶことをお勧めします）
私たちSamuraiSnowConciergeは、スキー場にかかわるお役立ち情報はもちろん、スノーボードアイテムについての豆知識や滑りのコツなどもご紹介しております。
もし、スノーボードに関してわからないことや疑問があれば、ぜひお気軽に私たち現役のA級インストラクターにご相談くださいね。
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