キロロスノーワールドは、北海道の中でも有名なパウダースノーの聖地です。近隣のニセコやルスツと比べると、それほど混雑しないので、落ち着いた雰囲気の中、スキーやスノーボードを楽しめるとして、密かに人気を集めて来ています。
そんなキロロリゾートですが、どこのホテルに泊まればいいのか、どこのホテルならより快適に過ごせるか、気になっている方も多いでしょう。
スキー・スノーボードを目的に訪れる人にとって、どのホテルに泊まるかは旅の満足度に大きく影響しますので、慎重に選びたいところですよね。
そこで、今回の記事では、北海道でスキー&スノーボードのスクールを運営している私たちが、旅の目的に合わせて人気のホテルの特徴をわかりやすく比較しながらご紹介していきたいと思います。
キロロでのスキーやスノーボードを楽しみたい方にとって、ベストなホテル選びができるよう書いていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
|
【結論】キロロのホテル選びは「旅の目的」で選ぶのがベスト
いきなり結論から書いてしまいますが、キロロでのスキーやスノーボードを楽しみたい方は、旅の目的によって滞在するホテルを選ぶのがおすすめです。
●とにかく滑り倒したい → キロロリゾート内のホテル
● ラグジュアリー感重視・長期滞在 → Yukiroro や Club Med
● 観光やグルメも楽しみたい → 小樽市内のホテル
このように、スキー旅行の何を重視したいかによって、ホテルを選べば、失敗なく楽しむことができますよ。以下では、それぞれのホテルについて詳しく紹介していきます。
キロロリゾート内のホテル|ゲレンデへのアクセス優先派に最適
キロロ内のホテルに泊まる最大のメリットは、やはりとにかく移動がラクで、滑る時間を最大化できることでしょう。
せっかく北海道のパウダースノーの聖地に来たのだから、ゲレンデへのアクセスを重視したいのは当然ですよね。
「朝イチのパウダーを狙いたい」「ファミリーで移動ストレスを減らしたい」「オープンからラストまで、とにかくたくさん滑りたい」という人は、まずこのエリアを検討しましょう。
YU Kiroro — ラグジュアリー志向・長期滞在向けのコンドミニアム
特徴
- キロロの自然に囲まれたコンドミニアム型のホテルで、「スキーイン/スキーアウト」が可能になっています。そのため、、宿からゲレンデまでのアクセスが非常にスムーズです。
- 部屋にはゆったりとしたスペースと、キッチンなども備えた設備が整っていて、まるで「別荘・高級マンション」のような滞在が可能です。複数での友人同士や家族で複数泊の旅行をするなら、かなり快適に過ごすことができるのでおすすめです。
- レストランもあって、地元北海道の食材を活かした料理を楽しめるので、スキーだけでなく「宿で過ごす贅沢」も重視したい人に向いています。
- スキーだけでなく、コンドミニアム滞在ならではの「マイペース」「自宅のようなゆったり感」があるので、スキー旅行というより“ちょっと贅沢な休暇”として利用したい人におすすめです。ワーケーションなどで、ホテル内で仕事もしたいという方にもおすすめですよ。
「滑る」「宿でゆっくり」「自分のペースで過ごす」「家族やグループでゆったり」というニーズがあるなら、YU Kiroro は非常に満足度が高い選択肢といえます。
Club Med Kiroro — オールインクルーシブで“すべてコミ”派に最適なリゾート
特徴
- 食事・ドリンク・リフト券・アクティビティ(キッズプログラム含む)などがすべて料金に含まれる「オールインクルーシブ型」のリゾートホテルです。旅行手配の手間が少ないので、初めてキロロに旅行する方や家族連れの方、手配に時間をかけたくない方に向いています。
- 滑る以外の楽しみも豊富なのも嬉しいポイント!屋内プールや温泉(天然温泉や露天風呂)、サウナなどの施設が充実しているので、スキーやスノーボード以外の時間も快適かつ充実して楽しむことができます。家族みんなで、子ども連れでも安心して過ごせます。
- 「ホテルで全部完結」を目指す人に最適なホテルです。荷物の管理はもちろん、食事、子どものケア、アクティビティ手配など、旅行中のさまざまな「めんどくさい」をこの1つの施設で済ませられるのが強みです。
スキースノーボードも、宿泊も、食事もアクティビティも「全部込み込み」で手軽に、なおかつ快適に過ごしたい人には、Club Med Kiroro はとてもバランスのよいハイコスパのリゾートホテルです。
Sheraton Hokkaido Kiroro Resort — 安心の国際ホテル、スキー重視派にも便利な拠点
特徴
- 世界的ホテルブランドである「シェラトン」は、安心して泊まることができる国際基準サービスのホテルですよね。安心のホテルクオリティで、施設やサービスが安定しているため、初めてキロロを訪れる人や、ホテルらしい安心感を求める人に適しています。
- ゲレンデが近くにあり、スキーイン/スキーアウトに近い利便性もあります。プロショップやレンタル、ロッカーなどスキー周りのサービスが充実しているので、アクセスの良さや、利便性を重視する人におすすめのホテルです。
- 温泉、屋内プール、スパ、ラウンジ、バー、バー併設レストランなど、多彩な館内施設があるので、滑った後のケアやアフタースキーのリラクゼーションも楽しめます。万が一天候が悪くて、スキーに適さない日でも、ホテル内でゆったりと過ごすことができますよ。
- 国際的な宿泊客や外国語対応スタッフもいるため、海外からのゲストや英語対応を希望する人にも安心感があります。
ホテルならではの「安定感」「便利さ」「高級ホテルらしさ」を求める人にとって、シェラトンはぶれずに安心できる宿泊先です。
トリビュートポートフォリオホテル‐宿泊・食事・リラックスをまとめて楽しめる国際ブランドホテル
特徴・魅力
- 「トリビュート・ポートフォリオ」という国際ホテルブランドで、281室の客室がある大型のホテルです。
- 客室は30〜35㎡程度のスタンダードルームから広めの部屋まであり、マットレスは英国王室ご用達のものを採用するなど、快適な寝心地に配慮された設計になっています。スキーやスノーボードで疲れた体を癒すのにぴったりですね。
- ゲレンデからも近く、スキーやスノーボードの利用者にとってアクセス良好です。キロロリゾートの自然に囲まれたロケーションで、滞在中もゆったりと過ごせます。
- ホテル内施設も充実していて、大浴場・天然温泉・屋内プール・フィットネスジムなどが揃っていて、滑ったあとの疲れを癒したり、温泉でリラックスしたりすることもできます。
- レストランも複数あり、北海道産食材を活かしたビュッフェやダイニング、バーなどが充実しています。食事の面でも満足度が高めなのは、グルメ好きには欠かせないポイントですね。
小樽市内に泊まるという選択肢|観光+スキーで満足度アップ
ここまで、キロロリゾート内のホテルをご紹介してきましたが、ここからは小樽市内にあるホテル候補についてもご紹介していきましょう。
キロロは小樽市から車で約40〜50分の場所にあるので、小樽のホテルに滞在しても十分に移動してスキーやスノーボードを楽しむことができる立地にあります。
そのため小樽に泊まると、
●スキー&スノーボード
● 小樽運河観光
● 海鮮グルメ
● 夜の散策
など、スキーやスノーボードだけでなく、北海道観光やグルメ堪能など、トータルして旅を楽しむことができちゃいます。
ホテル価格もキロロリゾート内より抑えやすいため、コスパ重視の人にも人気です。
ホテルノルド小樽‐小樽の街並みや運河の雰囲気を楽しめる小樽代表のホテル
運河エリアに近く、観光の中心地に位置しているホテルです。落ち着いた木目調の客室と、質の高い朝食が人気です。
特徴・魅力
- 小樽運河のすぐそばに建つホテルで、歴史ある街並みと運河の景観を楽しみながら宿泊することができます。ホテルに帰ってこれば、一気に北海道観光の気分に浸ることができますよ。
- 外観には大理石を使っていて、重厚感がありながら、内装は木を基調とした暖かみのある仕立てで、ヨーロッパ調のノスタルジックかつ落ち着いた雰囲気を味わうことができます。 とってもおしゃれなので、インスタ映えもばっちりです。
- 客室やレストラン、バーから、小樽運河や港、夜景を眺めながら過ごすことができます。特にバーラウンジでは、港の夜景を眺めつつお酒を楽しむなど、「街ステイ」を満喫できるので、カップルに特におすすめです。
- レストラン「Sizzle(シズル)」では北海道産食材を中心とした和洋ビュッフェを提供していて、色とりどりのメニューで、運河ビューを眺めながら食事を楽しめます。
- 駅から徒歩圏の立地で、小樽運河や観光エリアへのアクセスも良いので、スキー以外にも「観光」「グルメ」「街散策」を重視する人に最適のホテルと言えます。
グランドパーク小樽―ベイエリアならではの眺望と利便性、高級感あふれるリゾートホテル
全室オーシャンビューの大型ホテルで、ベイエリアならではの眺望が楽しめます。ショッピングモール直結なので、買い物や食事がとても便利なのも嬉しいポイントですね。ファミリーやグループに使いやすいホテルです。
特徴・魅力
- グランドパーク小樽の全客室はすべて32平米以上の広さを確保していて、とっても広々を使えます。ツインやダブルなど基本的な部屋でも「ゆったりくつろげる広さ」があり、小樽のホテルの中でもゆとりある滞在を期待できますよ。また、海側なら石狩湾や港マリーナ、小樽港の景色を楽しむことができ、朝焼けや夜景など、海や港ならではの風景を満喫できます。山側ビューもあり、好きな景観タイプが選べるのも魅力です。最上階には広めのオーシャンビュースイートも用意されていて、特別な滞在や記念旅行などにも最適です。
- JRの小樽築港駅 から徒歩約5分の立地で、ショッピングモールのウイングベイ小樽 に直結しているという利便性が魅力的です。雨や雪の日も安心で、到着後すぐに買い物や食事、映画などを楽しむことができます。空港や札幌方面からのアクセスも比較的良く、観光拠点としても便利に活用することができるホテルです。
- ホテル2階には複数のレストラン&バーがあり、北海道の旬の食材を使った料理や、海鮮、鉄板焼き、アラカルトなど多彩なメニューを楽しめます。2025年4月には朝食ブッフェがリニューアルされて、地元の新鮮な魚介や野菜を活かした内容になっています。
ホテルソニア小樽
小樽運河沿いに建つロマンチックなホテルで、カップルやゆったり旅をしたい方に人気のホテルです。ホテルの雰囲気を重視したい人におすすめです。
特徴・魅力
- 小樽運河沿いにあり、歴史ある街並みに溶け込むヨーロッパ風の外観が特徴のホテルです。JR小樽駅から徒歩約8分と、アクセスも良好です。
- 客室の約7割が運河ビューまたはレイクビューを備えた部屋で、窓から運河や海、街並みを眺められます。
- インテリアは英国製アンティーク家具や落ち着いたデザインで、「レトロ&モダン」のバランスのよい空間が魅力的です。スタンダードなツインから、ゆったりめのデラックス/キング、ファミリー向けの広め客室まで選択肢が豊富にあるのも良いですね。
- 館内に天然温泉の大浴場「小樽運河の湯」を完備していて、男女別で、露天風呂もあり、スキー後や観光後の疲れを癒すのにぴったりです。
- レストラン「IL ONAI(イルオナイ)」では、蝦夷前寿司や炙りバル、日本酒・ワインバーなどを提供しています。小樽らしい海鮮や北の味覚を楽しめるので、グルメ重視の方にもおすすめできるホテルです。
- コンパクトな立地と施設で、ひとり旅からカップル、ファミリーまで幅広く対応。
【まとめ】キロロでのスキースノーボードのおすすめホテルは“目的”で変わる
今回、キロロでスキーやスノーボードを楽しむならどのホテルがおすすめか、について解説してきましたが、参考になりましたか?
キロロでの滞在に適したホテルは、目的によっておすすめが変わります!
●スキーやスノーボードを楽しむのが中心 → シェラトン or トリビュート
● 高級感重視のステイ → Yukiroro
● 全部コミコミで楽して滑る → クラブメッド
● 観光も楽しみたい → 小樽市内のホテル
このように、キロロでどのように過ごしたいかによって、選ぶホテルを変えてみるのがおすすめです。
キロロは北海道の中でも有数のパウダースノーのクオリティのスキー場なので、ゲレンデの満足度はお墨付き!
あとは 旅の目的・予算・滞在スタイル に合わせてホテルを選ぶだけですね。ぜひ、この記事を参考に、キロロのホテル選びを楽しんでください!
私たちSamuraiSnowConciergeは北海道でスキー&スノーボードのプライベートレッスンを専門としているスクールです。
北海道のおすすめのスキー場や、キロロのおすすめのホテル、そしてスキースノーボードの練習方法などについて疑問や質問がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
ご相談お待ちしております!!





コメント