子供にスノーボードさせるなら何歳からがおすすめ?キッズスノーボードのススメ

 

最近では、スキー場ゲレンデで小さな子供たちがスノーボードを楽しんでいる姿をよく見かけますよね。小さなお子様がいるご家庭では「うちの子も早くスノーボードデビューさせたいな」と考えている方も多いでしょう。

 

家族みんなで一緒にスノーボードを楽しめたら本当に楽しくて素敵ですよね。しかし、親御さんからすると「子供は何歳からスノーボードを始められるの?」「まだ小さいし早いのでは?」「スノーボードよりスキーの方が先?」という疑問や不安もあるでしょう。

 

そこで今回の記事では、現役のA級インストラクターである私たちが、お子様のスノーボードデビューの目安やお子様にスノーボードを体験させてあげるときの注意点、おすすめの練習方法について詳しく解説していきます。

 

Aya-chan
Aya-chan

私は3歳からスキー、5歳からスノーボードを始めました。小さい頃から家族みんなでスキー場に行って楽しく滑っていたので、素敵な家族の思い出が残っています^^ぜひ皆さんもご家族みんなでスノーボードを楽しんでほしいです!

 

 

 

自己紹介
ブログ運営者
Aya-chan & Arata

☆Aya-chan☆
A級トップ合格インストラクター。東京大学 理科二類卒。ウェブデザイナー。趣味美容ケア、特技ビール早飲み。

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☆Arata☆
元公認スクール指名No.1インストラクター。情熱スノーボーダー。趣味ダイエット、特技リバウンド。

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スノーボード歴20年以上、年間滑走は120日ほど。JSBA公認A級インストラクター。
北海道のルスツを中心に夫婦でプライベートレッスン専門のスノーボードスクールを運営しています☆

ブログではスノーボードに関する「本当に役に立つ」情報を発信していきたいと思っています。スノーボードを物理学など理系の観点も含めて楽しく解説していきます!

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子供にスノーボードさせるなら何歳からがベスト?

子供にスノーボードを始めさせたいけど、何歳からさせるのがいいんだろう?と悩んでいる方は多いと思います。

 

スクールにも「うちの子は●歳だけどスノーボードをさせることはできますか?」というお問い合わせをたくさんいただきます。

 

一般的には 3歳〜5歳頃 からスノーボードを始める子が多いといわれています。もちろん成長には個人差があり、バランス感覚や体格によっても異なりますので、4歳になっていてもスノーボードをさせないほうが良いお子様もいますし、逆に2歳半くらいでもスノーボードができてしまう子もいます。

 

また、スキーと比べると、スノーボードは両足が固定されるため少し難易度が高めになります。立つ、滑る、転ぶ、起き上がるといった一連の動作を楽しみながらできるようになるには、ある程度の体力と集中力が必要になります。

 

そのため、最初は「滑れるようになる」というよりも 雪の上で遊びながら滑ることに慣れる ことを目的にすると、子供も楽しく挑戦できるでしょう。

 

子供にスノーボードを始めさせるメリット

スノーボードは単なる遊びにとどまらず、子供の成長にも良い影響を与えます。

 

バランス感覚が育つ

スノーボードはバランスのスポーツとも言われるくらい、バランス感覚が重要になります。板の上で転ばないようにバランスをとることで、体幹を鍛えたり姿勢の安定に役立ちます。

 

運動神経の発達

スノーボードやスキーなど雪上での運動は普段の遊びとは違い、普段使わない筋肉も含めて全身を使うため、運動能力の向上につながります。

 

自然体験ができる

スノーボードを通して、雪に触れる、山の景色を感じる、零下の気温を体験するなど、都会では味わえない貴重な体験をすることができます。都会では味わえない体験をすることで、子供たちの感性が磨かれていくでしょう。

 

家族での思い出作り

親子で同じ趣味を楽しめるのはとても大きな魅力です。家族旅行の楽しみがぐっと広がります。「パパ、もっと教えて!」「ママと一緒に滑りたい!」など親子間の絆も今以上に強くなること間違いなしでしょう。

 

子供にスノーボードを始めさせる際の注意点

子供にスノーボードを始めさせるときは、恐怖心や疲労感を抱かせないよう、安全面や快適さに気を配ることが大切です。子供は正直なので、一度「嫌!」「やりたくない!」と思ってしまうと、それ以降チャレンジしてくれなくなってしまうので、始めが肝心ですよ☆

 

無理をさせない

親としては、滑れるようになったら楽しいとわかっているので、何とかして滑れるようにさせたくなり、ついつい無理に滑らせようとしてしまいますが、長時間滑らせるのは疲れてしまい、逆に「嫌い」になってしまう原因になります。

 

お子様の様子を見ながら、最初は1〜2時間程度が目安です。

 

子供からして「ちょっと物足りないな」「もうちょっと滑りたいな」と思うくらいの段階で休憩に入りましょう。

 

ヘルメット・プロテクターは必須

スノーボードを練習する際、転倒はつきものです。むしろ、転ばないとうまくなれません。そのため、頭部や膝、手首を守る装備を必ず用意しましょう。

 

Aya-chan
Aya-chan

SamuraiSnowConciergeのスクールでは、お子様に限らず大人の方も初心者レッスンでは必ず手首のプロテクターを貸し出して使ってもらっています!ヘルメットも必須です^^

 

 

 

 

寒さ対策は万全に

子供は大人より体温調整が苦手です。そのため、できるだけ暖かく、防水性の高いウエアや手袋を準備しましょう。

 

特に、手袋は慣れていないとつけたがらないお子様が多いですが、手袋なしで滑ったり、薄手の手袋で滑ると寒すぎて凍傷になってしまうリスクがあるので、防寒とケガ防止のために必ずつけさせてあげてください。

 

Arata
Arata

準備は室内ですると思いますが、室内は暖房で暖かいことが多く、お子様は「暑い!!」といって防寒対策を拒否することも多いです。そんなときは、風除室などで最後の上着を着せるなどして管理してあげましょう。

 

 

プロのサポートを受ける

お子様に安全にスノーボードを楽しませてあげるには、やはりプロのインストラクターからサポートを受けるのが確実で安心です。

 

キッズレッスンを行っているスクールでは、お子様がどうすればやる気になるのか、何に気をつければ安全に滑れるのかを熟知しているので、親御さんも安心して預けることができますよ。

 

Aya-chan
Aya-chan

SamuraiSnowConciergeではキッズレッスンも行っています^^ お子様のうちからしっかりと基礎から滑りを練習することで、上達がかなり早くなります。私たちのレッスンでは、「練習」という意識を持たせずに、「遊び」を通してスノーボードを滑れるようにレッスンしているので、「スノーボードは楽しい」という印象を持ってもらえますよ☆

 

 

子供用スノーボードギアの選び方

子供が楽しく安全に上達するには、体に合った子供向けの専用ギアが欠かせません。

 

 

板の長さ

目安は「身長の70〜80%程度」です。長すぎると扱いにくく、短めのほうが操作しやすいです。ただ、スピードがある程度出せてくる段階になると短い板だと安定感が低くなるので、レベルを見ながら選んでいくといいでしょう。

 

板の柔らかさと軽さ

キッズ向けのスノーボード板は、柔らかくて軽量な設計になっています。力の弱い子供でもコントロールしやすいのが特徴です。

 

ブーツ・バインディング

子供専用サイズを選びましょう。足に合っていないと疲れやすく、転倒や怪我の原因になってしまいます。

 

レンタルよりマイギアが安心

レンタルは便利で1回あたりで考えるとお得ですが、サイズが合わないことも多いですし、小さいお子様向けのサイズだと数に限りがあって借りられないことも多いです。

 

また、数回以上滑りに行く場合は買ってしまったほうが安くつきます。安全性や快適さを考えると、成長に合わせてマイギアを用意するのがおすすめです。

 

関連記事:現役イントラ解説!子供用スノーボード板の選び方&厳選おすすめモデル

 

子供におすすめのスノーボード練習方法

子供にいきなりリフトに乗せて滑らせるのはハードルが高く、危険です。段階を踏んでじっくり練習するのがポイントです。

 

平地で片足スケーティング

バインディングを片足だけ固定して板を蹴り進む練習をします。この練習をすることで、バランス感覚やどうやったら板が動くのか、という感覚が養われます。

 

3歳などかなり小さいお子様でスケーティングが難しい場合は、両足を履かせてしまい、立った状態で軽く押してあげることで滑る感覚を体験させてあげることができます。

 

雪遊び感覚で体験

板を片足履いたまま雪の上を歩いたり、転んで立ち上がる練習をしましょう。本人は雪遊びをしている感覚ですが、板を履いた状態での動き方の練習をすることができます。

 

緩斜面からスタート

ある程度板の動きに慣れてきたら、緩い坂を使って滑る感覚を体験させてあげましょう。スピードが出すぎないように斜度設定は重要です。また、自然に止まるように最後は平たんになっていることが重要です。

 

キッズパークやスクールを活用

スキー場によっては子供専用エリアやレッスンプログラムがあります。プロのインストラクターに任せると、遊びながら自然に上達できます。

 

スキーから始めるのもアリ

「いきなりスノーボードを始めさせるのは難しそう…」と感じる方もいらっしゃると思います。そんな場合は、まずスキーから始めるのも良い選択です。

 

スキーは両足が独立しているため、子供にとって動きが自然でバランスもとりやすく、雪の上での「滑る感覚」に慣れやすいというメリットがあります。特に小さなお子様にとっては、スキーの方が転んでも立ち上がりやすく、最初のステップとして取り組みやすいです。

 

スキーで雪や斜面に慣れてからスノーボードに挑戦すると、恐怖心も少なくスムーズに移行できます。兄弟で「上の子はスノーボード、下の子はスキー」など、年齢や体格に合わせてスタートを分けても楽しめますよ。

 

子供のスノーボードはスクールに入れるのが一番安全

前述していますが、「お子様に安全に楽しくスノーボードを体験させてあげたい」と考えるなら、プロのインストラクターから教えてもらえるスクールに入れるのが最もおすすめです。

 

 

安全面の配慮が徹底されている

安全な転び方や正しいリフトの乗り方など、安全に楽しむために必要な基礎をわかりやすく丁寧に教えてくれます。

 

楽しく学べる工夫がされている

子供向けのレッスンでは遊び感覚を取り入れたカリキュラムが多く、「楽しい!」と思える内容になっています。楽しいとさえ思ってもらえたら、自然に上達していくので、楽しめるように教えてもらえるのはとても大切です。

 

上達が早い

親が自己流で教えるよりも、プロのインストラクターから指導を受けたほうが効率的にステップアップできます。

 

Arata
Arata

「この子のレベルを考えると、この教え方が向いているな」「恐怖心を持ちやすいタイプだから、この斜度で練習したほうがいいな」など、これまでの経験を活かして、その子が一番安全に効率的に上達できるように教えています。

 

 

親も安心して見守れる

子供がプロに任せられることで、親自身もリラックスして滑ったり見守ったりできます。

「はじめてのスノーボード=スクールに入れる」と考えておくと、安心かつ楽しいデビューになりますよ。

 

まとめ

「子供にスノーボードをさせるなら何歳から?」という疑問に対しては、子供のスノーボードデビューは 3歳〜5歳頃 というのがひとつの目安です。ただし、一概に年齢で決めるよりも「本人の体力や興味」に合わせることが大切です。

 

また、安全で楽しく上達させるためには スクールの活用が絶対的におすすめです。プロのインストラクターから指導を受けることで、子供にとっても親にとっても安心して雪山デビューができます。

 

無理をさせず、安全な装備を整えて、家族みんなで楽しいゲレンデデビューをしてみてくださいね。

 

私たちSamuraiSnowConciergeは北海道のルスツでプライベートレッスン専門のスキー&スノーボードスクールを運営している現役のA級インストラクターです。

 

お子様向けのキッズレッスンやお子様向けのスノーボード練習方法について疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

ご相談お待ちしております。

 

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