「大好きなスノーボードを仕事にしたい」
「もっと多くの人にスノーボードの魅力を伝えたい」
そんなスノーボード愛に溢れた方は、ずばり、スノーボードインストラクターというお仕事がとっても向いています。
インストラクターという仕事は、ただスノーボードを教えるだけではなく、生徒さんにスノーボードの楽しさを伝え、スノーボードを通して「最高の思い出」を届けるというやりがいのある仕事です。また、レッスンを通してお客様と仲良くなれたり、心から感謝されたりという楽しさもあります。

私たちもスノーボードのインストラクターという仕事に出会って「世の中にはこんなにも楽しくてやりがいのある仕事があるんだ!!」と感動しました。
そこで今回の記事では「スノーボードインストラクターに向いている人の特徴」や実際にインストラクターとして働く魅力について、現役のA級インストラクターである私たちが詳しく解説していきます。
あなたも自分の「好き」と「特技」を仕事にしてみませんか?
関連記事:現役A級イントラ解説|スノーボードインストラクターになるための手順
スノーボードインストラクターに向いている人の特徴
スノーボードインストラクターのお仕事が魅力的で楽しいということはすでにお伝えしましたが、どんな人がインストラクターの仕事に向いているのでしょうか。
まずは、インストラクターに向いている人の特徴から見ていきましょう。
スノーボードが大好きな人
大前提になりますが、スノーボードが大好きな人はインストラクターの仕事に向いています。なぜなら、レッスンを通して、お客様はインストラクターのスノーボード熱やスノーボード愛を感じ取るからです。
想像してもらえばすぐにわかると思いますが、
・スノーボードが大好きで心から楽しんで滑っているインストラクター
と
・スノーボードは好きじゃないけど生活費を稼ぐために嫌々やっているインストラクター
どちらに教わりたいと思いますか?
おそらく、みなさん前者のスノーボードが大好きなインストラクターからレッスンを受けたいと思うでしょう。つまり、スノーボードが大好きな時点でインストラクターのお仕事に向いていると言えるのです。
インストラクターになると、朝から仕事終わりまでずっと雪山で滑り続けながらのお仕事になる日もあるので、スノーボードが好きでなければやっていけないとも言えますね。
教えることが好きな人
インストラクターは生徒さんにスノーボードを教えるのが仕事なので、人に何かを教えるのが楽しい、相手の成長を見るのが嬉しい、と思える人もとっても向いているお仕事です。
スクールによっては、レッスン未経験でも研修があるところもあるので安心して始められます。

僕たちのサムライスノーコンシェルジュでは、やる気のある未経験者大歓迎です。研修もしっかり行っていきますので安心して参加してみてくださいね。
笑顔でコミュニケーションできる人
生徒さんが安心してレッスンを受けられるかどうかは、インストラクターの雰囲気次第です。
レッスンが楽しい!スノーボードが楽しい!と思えるかどうかは、インストラクターが笑顔で楽しい雰囲気で接することができるかどうかにかかっています。
「楽しさを伝えられる力」こそ、スノーボード技術以上に大切なのです。
子供や初心者に寄り添える人
キッズレッスンや初心者レッスンはとても需要が高く、レッスンのほとんどが初心者の方やお子様の参加者です。
なかなか思うように滑ることができない相手の立場に立って、教え方を工夫したり、励ましたり、一緒に成功を喜んだりできる人がインストラクターに向いています。
成長意欲のある人
スノーボードと一言に言ってもいろいろとスタイルがあり、上級になってくるとカービングやグラトリ、パウダーライディング、パークライディングなどいろいろと挑戦できる幅が多くなってきます。
そのため、生徒さんから「次は●●にチャレンジしたい」とリクエストを受けることもあります。
インストラクターとして、常に自分自身のスキルアップを目指しお客様の期待に応えられるようにしておくことが大切になります。
スノーボードインストラクターに向いていない人の特徴
続いては、逆にインストラクターに向いていない人にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
ただ、向いていない傾向がある、というだけで絶対にインストラクターになれないというわけではありません。慣れや経験がカバーしてくれるところもたくさんありますので、向いていない人の特徴に当てはまるからと言ってすぐに諦める必要はないですよ☆
人と接するのが苦手な人
インストラクターは、人に教えることが仕事の中心ですので、お客様と会話することがどうしてもメインになります。
そのため、人と話すことが苦手だったり、相手に合わせるのがストレスになってしまったり、という方はあまり向いているとは言えません。
➡ ただし「話すのが得意じゃないけど、人の役に立ちたい」という気持ちがあれば、少しずつ慣れていく人も多いです。最初から完璧にできると思わずに、少しずつ接客に慣れていく努力をすればOKです。
根気強さがない人
初心者や子供に教えるときは、同じことを繰り返し説明したり、転んでも励まし続けたりする必要があります。
根気よくサポートできない人は仕事が苦痛に感じてしまうかもしれません。
➡ 忍耐力は経験で身につきます。最初から完璧である必要はありませんよ。
自分の滑りだけを楽しみたい人
「自分がたくさん滑れればいい」という気持ちだけだと、教えることが負担に感じてしまいますし、生徒さんの満足度も下がってしまいクレームを受けてしまう可能性もあります。
自分の滑りを楽しむのはプライベートの時間だけと割り切って、レッスンという仕事の時間はインストラクターとして「人にスノーボードの楽しさを伝えるのが役割」としっかりと認識しておきましょう。
➡ 教えることで結果的に自分の技術も伸びるので、「人と一緒に楽しむ」気持ちを持てると良いですね。
体力に自信がない人
レッスンは一日中外で行うため、寒さや体力的な負担があります。体力に自信がないと大変に感じることもあるかもしれません。
➡最初は1日中外で滑り続ける仕事は大変に感じると思いますが、実際に仕事をしていって体が慣れてくると自然とスタミナがつきます。事前に軽い運動習慣をつけておくのもおすすめです。
学ぶ意欲がない人
スノーボードインストラクターは「教えるプロ」であると同時に「学び続けるプロ」でもあります。新しいスノーボード技術や指導法に興味がない人や学ぼうとしない人は、インストラクターとしての成長が止まってしまいがちです。
➡ 逆に言えば「もっと上手くなりたい」と思える人は、スノーボーダーとしてもインストラクターとしてもどんどん伸びていきます。
スノーボードインストラクターとして働く魅力
ここからはスノーボードインストラクターとして働くうえでどんな魅力があるのか、どれだけ楽しいのか、について詳しく解説していきます。
大好きなスノーボードを“毎日”楽しめる
普通の仕事では、休日にしかスノーボードができませんよね。
しかし、インストラクターなら、毎日が雪山での生活で、滑ることそのものが仕事の一部になり、自分のライフスタイルがそのまま仕事に直結します。
もちろん、レッスンの仕事中は自由勝手に滑ることはできませんが、レッスンが始まる前や終わった後にも毎日滑ることができるので、スノーボードが大好きな方には幸せそのものの生活になります。
自分の技術がどんどん上達する
人に教えるためには、正しいフォームや基礎を自分自身が理解していなければなりません。
そのためインストラクターとして働くと、基礎技術を改めて学び直し、自分のレベルアップにつながります。シーズンが終わるころには「去年より圧倒的に上手くなった」と実感する人が多いのも魅力です。
生徒の成長を一緒に喜べるやりがい
初めてリフトに乗れた瞬間、転ばずにリフトから降りれた瞬間、初めてターンができた瞬間、きっと生徒さんから笑顔で「ありがとう!」と言われるでしょう。
生徒さんの成長と喜びを一緒に味わえるのは、インストラクターならではのやりがいです。「誰かのスノーボードデビューを支える存在になれる」という特別な喜びがあります。
世界中の人と出会える
スキー場には国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れます。英語や中国語を使ってレッスンすることもあり、国際交流の場として働けるのもインストラクターの特徴です。異文化コミュニケーションを楽しめる人には最高の環境です。
仲間と過ごす特別なシーズンライフ
同じ志を持つ仲間と、シーズンを通して一緒に働くことができるのも大きな魅力です。
レッスン後に一緒に滑ったり、オフの日にパウダーを楽しんだり、雪山でしか味わえない特別な日常があります。一生の友達ができるのも珍しくありませんよ。

一生の友達はもちろん、一生のパートナーに出会えることもあります。私たちも雪山での仕事で出会い、結婚しました!
雪山リゾートならではの待遇
スクールによっては、
・寮完備
・リフト券無料または格安
・資格取得のための研修無料
・ウエア貸出あり
・食事補助
・シーズン終了後のボーナス
などといった待遇がある場合もあります。「働きながらスノーボード三昧」という夢のような環境が整っているのも大きな魅力ですね。
まとめ
スノーボードインストラクターに向いている人は、
・スノーボードが大好き
・人に教えることが好き
・笑顔でコミュニケーションが取れる
・子供や初心者に寄り添える
・成長意欲がある
です。
もし一つでも当てはまるなら、あなたにはインストラクターの素質があります。
当スクールでは現在、スノーボードインストラクターを大募集中です。
経験は問いません。未経験からスタートした仲間も多く、研修制度も整っています。
この冬、あなたも「雪山で働く特別な時間」を手に入れてみませんか?
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