現役イントラ解説|バートンウェアのお勧めモデルをカテゴリ別に徹底解説

 

スノーボードにハマってくると自分だけのスノーボードウェアが欲しくなってきますよね。レンタルではない自分だけのウェアは、着ているだけでテンションが上がるのはもちろん、機能性も優れているものを選べるので極寒期のライディングでも安心して滑ることができます。

 

デザインにもこだわれば、オリジナリティも出せますし、より一層上手にも見せることができますよ。

 

そして、スノーボードウェア選びに迷ったら、まず候補に入れたいのがBurton(バートン)のスノーボードウェアです。アメリカで誕生したスノーボードのパイオニア的ブランドで、ギアからアパレルまで幅広く展開しています。機能性とデザインの両立に定評があり、世界中のライダーから支持されているブランドです。

 

そこで今回は、現役のA級インストラクターである私たちが、おすすめのバートンスノーボードウェアについて、バートンウェアの特徴や、ウェア選びのポイント、そして、カテゴリ別にバートンのお勧めモデルについて詳しく解説していきたいと思います。

 

自己紹介
ブログ運営者
Aya-chan & Arata

☆Aya-chan☆
A級トップ合格インストラクター。東京大学 理科二類卒。ウェブデザイナー。趣味美容ケア、特技ビール早飲み。

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☆Arata☆
元公認スクール指名No.1インストラクター。情熱スノーボーダー。趣味ダイエット、特技リバウンド。

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スノーボード歴20年以上、年間滑走は120日ほど。JSBA公認A級インストラクター。
北海道のルスツを中心に夫婦でプライベートレッスン専門のスノーボードスクールを運営しています☆

ブログではスノーボードに関する「本当に役に立つ」情報を発信していきたいと思っています。スノーボードを物理学など理系の観点も含めて楽しく解説していきます!

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 バートンウェアの特徴

バートンのスノーボードウェアは、ゲレンデでの快適性とライディングパフォーマンスを最大限引き出すための機能が詰まっています。単なる防寒着ではなく、「滑るために最適化された道具」というのが最大の特徴です。

 

高い防水性・透湿性

  • DRYRIDE 2L/3L ファブリック:雪や雨の侵入を防ぎながら、内部の湿気を外へ逃がす構造。激しい運動でも蒸れにくく、一日中ドライで快適。
  • GORE-TEX モデル:過酷な雪山環境でも信頼できる防水性能と耐久性。バックカントリーやパウダー狙いのライダーに特に人気。
  • 耐水圧は10,000〜28,000mmクラスのモデルが多く、吹雪や湿雪でも安心。

 

快適な動きやすさ

  • 立体裁断(アーティキュレーテッドパターン):膝や肘など関節部分が動きやすいよう設計。
  • ストレッチ素材採用モデル:トリックやグラトリ、パークでの自由な動きをサポート。

 

優れた保温性と温度調節機能

  • Thermolite® や 3M Thinsulateなどの高性能中綿を採用。軽量なのに暖かい。
  • メッシュ付きベンチレーションで熱がこもったときに素早く放熱可能。
  • パウダースカートやジャケットとパンツの連結機構で雪の侵入をブロック。

 

耐久性と環境配慮

  • 頻繁な転倒や摩擦に強いリップストップや高密度ファブリックを使用。
  • bluesign®認証素材やリサイクルポリエステルを積極採用し、環境にも配慮。

 

豊富なデザインとカラーバリエーション

  • シンプル・クラシックから大胆なカラーまで揃うので、年齢やスタイルを問わず選びやすい。
  • 毎年のコレクションで限定デザインも登場し、ファッション性も高い。

 

 

おすすめモデル紹介(カテゴリ別)

初心者向けモデル

操作性・快適性・価格バランスの3拍子が揃ったエントリー向け

 

Burton Covert Jacket(メンズ)

  • 価格目安:3〜4万円台
  • 特徴:軽量DRYRIDE素材、防水10,000mm、保温性良好
  • 対応スタイル:オールマウンテン・ゲレンデクルーズ
  • ポイント:シンプルデザインで合わせやすく、初めての一着に最適。

 

Burton Jet Set Jacket(レディース)

  • 価格目安:3〜4万円台
  • 特徴:女性らしいシルエット、中綿入りで保温性◎
  • 対応スタイル:ゲレンデ・パウダー
  • ポイント:デザイン性が高く、街着としても使える。

 

Burton Frostner Jacket(ユニセックス)

  • 価格目安:3〜4万円台
  • 特徴:レトロ調デザイン、ベンチレーション付き
  • 対応スタイル:パーク・グラトリ
  • ポイント:ゆったりシルエットで動きやすく、パーク派に人気。

 

上級者向けモデル

厳しい環境や長時間ライディングに耐えるハイスペック仕様

 

Burton [AK] GORE-TEX Cyclic Jacket(メンズ)

  • 価格目安:7〜8万円台
  • 特徴:GORE-TEX 2L、完全防水・高透湿、プロ仕様設計
  • 対応スタイル:バックカントリー・パウダー
  • ポイント:耐久性と防水性のバランスが最高クラス。

 

Burton [AK] GORE-TEX Summit Pant(レディース)

  • 価格目安:5〜6万円台
  • 特徴:GORE-TEX 2L、立体裁断で動きやすい
  • 対応スタイル:パウダー・山岳エリア
  • ポイント:深雪や悪天候でも信頼できる一本。

 

Burton [AK] GORE-TEX Swash Jacket(ユニセックス)

  • 価格目安:7〜8万円台
  • 特徴:部分的にダウンインサレーション、軽量で暖かい
  • 対応スタイル:バックカントリー・長時間ライディング
  • ポイント:温度調整機能に優れ、行動派ライダーに◎。

 

コスパ重視モデル

機能と価格のバランスを追求したモデル群

 

Burton Dunmore Jacket(メンズ)

  • 価格目安:2.5〜3万円台
  • 特徴:ワークジャケット風デザイン、中綿入りで暖かい
  • 対応スタイル:ゲレンデ・ストリート
  • ポイント:普段着感覚で着られるカジュアルさが魅力。

 

Burton Lelah Jacket(レディース)

  • 価格目安:3万円台前半
  • 特徴:ウエストシェイプの女性向けデザイン、中綿入り
  • 対応スタイル:オールマウンテン
  • ポイント:軽く暖かく、価格も控えめ。

 

Burton Reserve Bib Pant(ユニセックス)

  • 価格目安:3〜4万円台
  • 特徴:防水性の高いビブスタイル、雪の侵入を防ぐ
  • 対応スタイル:パウダー・パーク
  • ポイント:上下の連結で深雪でも快適、価格以上の性能。

 

 

比較まとめ表

モデル名カテゴリ性別防水性保温性価格目安スタイル
Covert Jacket初心者メンズ10,000mm3〜4万オールマウンテン
Jet Set Jacket初心者レディース10,000mm3〜4万ゲレンデ
Frostner Jacket初心者ユニセックス10,000mm3〜4万パーク
[AK] Cyclic Jacket上級者メンズGORE-TEX7〜8万バックカントリー
[AK] Summit Pant上級者レディースGORE-TEX5〜6万パウダー
[AK] Swash Jacket上級者ユニセックスGORE-TEX7〜8万長時間ライド
Dunmore Jacketコスパメンズ10,000mm2.5〜3万ストリート
Lelah Jacketコスパレディース10,000mm3万前半オールマウンテン
Reserve Bib Pantコスパユニセックス10,000mm3〜4万パウダー

 

 

スノーボードウェア選びのポイント

自分に合ったスノーボードウェアを選ぶには、「滑る環境」「滑りのスタイル」「体型」の3つを軸に考えるのがおすすめです。

 

ウェア選びのポイントについては、バートンウェアに限ったことではないので、他のブランドのスノーボードウェアを選ぶ時にも参考にしてみてくださいね。

 

① 保温性の選び方

雪上で滑るスポーツであるスノーボードは、ウェアの保温性性能はとっても大切です。普段、どのような環境で滑ることが多いのか、また、自分は寒がりな方なのか暑がりな方なのかを考えて選ぶと良いでしょう。

 

  • 寒冷地(北海道・標高の高い山) → 中綿入りやインサレーションタイプ。
  • 春スノボ・暖かいゲレンデ → 中綿なしのシェルタイプ+インナー調整。
  • バートンは同じデザインでも「中綿入り」と「シェル」の両方を用意している場合があるので、購入時にチェック。

 

② 防水性と透湿性

保温性と合わせてチェックしておきたいのが防水性や透湿性です。どうしても温かさである保温性ばかりに目が行ってしまいがちですが、汗をかいたときの快適性が全然変わってくるので透湿性にも注目して選びましょう。

 

  • 豪雪地帯や雨雪の多い地域ならGORE-TEXや高耐水圧モデルがおすすめ。
  • パークやグラトリ中心なら軽量性を重視して防水10,000mmクラスでもOK。
  • 透湿性(g/m²/24h)も重要で、最低でも5,000以上、快適さ重視なら10,000以上を目安に。

 

③ フィット感とシルエット

スノーボードウェアはファッション的な意味合いでも重要なアイテムなので、フィット感やウェアのシルエットも選ぶ時に重要なポイントです。

 

どういうスタイルで滑りたいか、どう自分を見せたいかを考えながら選ぶと、より理想に近いゲレンデファッションが叶いますよ。

 

  • タイトフィット → スタイリッシュだがインナー枚数に制限あり。
  • レギュラーフィット → バランスが良く、初心者にもおすすめ。
  • ルーズフィット → 動きやすくストリート感あり、パーク派に人気。
  • バートンはサイズ感がややゆったりな傾向があるので、試着またはサイズチャート確認必須。

 

④ 機能面チェックリスト

長く愛用していくうえで欠かせないのが細かい機能面での使いやすさです。

 

Arata
Arata

個人的にはポケットの位置や数、ポケットのチャックのスムーズさが重要なのでウェア選びの際は必ずチェックしています☆

 

 

  • パウダースカートの有無(深雪ライディングでは必須)
  • ベンチレーション位置(脇下・太もも内側が使いやすい)
  • ポケット配置(パスケース、ゴーグルポケット、メディアポケット)
  • ジャケットとパンツの連結システム(雪の侵入防止)

 

⑤ デザインと色選び

デザインやウェアのカラー選びは、自分が着ていてテンションがあがるものかどうかが重要なポイントでしょう。また、シーズンをまたいで長く着たい場合は飽きの来ないカラーやデザインを選ぶと良いですね。

 

  • 黒やネイビーは着回しやすく飽きが来ない。
  • 明るいカラーは悪天候時に視認性が高く、安全面でもプラス。
  • ボードやブーツと色を合わせると統一感UP。

 

まとめ

バートンのウェアは機能性・デザインともに高水準で、初心者から上級者まで幅広く対応していますので、どのレベルの方も満足の行くウェア選びができると思います。

 

予算や滑り方に合わせて選べば、ゲレンデでの快適さや見た目もワンランク上にアップできるでしょう。お気に入りのウェアを着て練習すれば、いつも以上に集中できてレベルアップもしやすくなるかもしれませんね!

次のシーズンは、自分にぴったりのバートンウェアでスノーボードを思いきり楽しみましょう。

 

私たちSamuraiSnowConciergeは、バートンウェアのお勧めモデルの情報はもちろん、そのほかのアイテム選びのコツや、スノーボードの滑りの技術などもご紹介しております。

 

もし、スノーボードに関してわからないことや疑問があれば、ぜひお気軽に私たち現役のA級インストラクターにご相談くださいね。

 

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